CV:保村真
妖怪退治屋の仲間・珊瑚を妻に娶り、双子の金烏・玉兎姉妹、長男・翡翠をもうけている。
このうち、翡翠は珊瑚の弟・琥珀のもとで妖怪退治屋として働いているが、後述する父親の高額報酬取り立てに「あこぎ」であると辟易、現在、父子の仲はぎくしゃくしたものとなっている。
並外れた法力をもつ法師でありながら、高額な報酬を要求する腕利きの妖怪退治屋でもあったが、かけられていた呪いから解き放たれたことにより法力が低下、妖怪退治屋として役に立たないことを実感した弥勒は妻の珊瑚、娘の玉兎を里に残し、法力の復活をめざして千日行の最中である。
千日行終了後に法力が復活するかは弥勒自身にもわかっていないが、徳の高い弥勒の法力を感じ取った「「四凶>四凶(半妖の夜叉姫)]]の一体・饕餮は彼を喰って法力を奪おうと、弥勒が籠もる山寺に向かっていた。
山寺には弥勒を護衛するため、翡翠と琥珀の配下・せつな、せつなの姉・とわが派遣されていた。
饕餮が現れる寸前、弥勒はとわ・せつな姉妹が半妖であることを見抜き、饕餮を撃退させるために妖怪の血を発動させたせつなに「妖怪の血を発動させると暴走する危険性があることから、むやみに妖怪の血を発動させないこと」を諭し、彼女の血のたぎりを封じている。
なお、竹千代を屍屋獣兵衛と思しき人物に預けた法師は弥勒と思われるが、時期が不明なため法師と弥勒が同一人物かも不明となっている。