- 『犬夜叉』の登場人物、「琥珀」に関する分割記事。本記事では、アニメ『半妖の夜叉姫』における彼の成人後を取り扱う。
- 本タグは、「琥珀(犬夜叉)」タグとの区別のため成人後の琥珀を描いたイラスト・小説に用いることを推奨する。
概要
「半妖の夜叉姫」に登場する成人後の琥珀。
退治屋の再興という目標を達成し、妖怪退治屋の頭目となっている。
前作から15年以上経過しているため、30代のはずだが未婚。恋愛漫画しか描かないと豪語した事で知られる高橋留美子だが、壮年で未婚の主要キャラクターは、るーみっく作品としては珍しい存在である。
外見はあまり変わっていないが、そばかすがなくなり、代わりに鼻の頭に傷痕ができた(翡翠を妖怪から庇ったときに負った古傷)。優しく穏やかだった少年時代に比べ10年以上の人生経験が加算されたこともあり、冷静さと厳しさを伴った大人の風貌になっている。
衣装は相変わらず妖怪退治屋が着用するボディスーツのような装束だが、彼だけは上から外套を羽織っている。
戦闘面では自ら率先して最前線に出るのではなく、後進育成や集団戦術重視のためか指揮を主に担当している。自分が動く場合は刀々斎に鍛えてもらった巨大な鎖鎌を振るう。
人間としてはトップクラスの実力を持ち麒麟丸配下の妖怪を問題なく倒せる。
また、妖怪に関する書物を多数所有しており、夢の胡蝶や賞金首になっている妖怪の情報など、夜叉姫たちはわからない事があれば度々琥珀を頼っている。
配下には、甥の翡翠、殺生丸の娘・せつなの他、六太と七助が存在する。
ちなみに翡翠は本人の志願、せつなは楓の村に戻っていたところをスカウトしている。せつなの素性(殺生丸とりんの娘で半妖)であることは当時から知っていたが、当人の記憶が曖昧だったこともあってか翡翠たちにもあえて教えていなかった。
他、退治屋の師匠や他所の地域で活動する他の退治屋とも繋がりを持ち、有事のときには遠方まで出向くなど互助関係を築いている。
かつて共に行動を共にしていた殺生丸や邪見の事は未だに様をつけて敬意を払っている。
余談
本作で新たに琥珀役に起用された木村氏は、同じるーみっく作品『境界のRINNE』で十文字翼役を担当していた。