妖怪退治屋(犬夜叉)
ようかいたいじや
各地の大名や商人、村落に妖怪対策として雇われる職責から、用心棒化した集団に近い。
どのような経緯で組織化されたか、本拠をどこに置いているかは不明であるが、一つの村を要塞化、契約を結んだ地域にチームを派遣し任務にあたる。
報酬としては契約を結んだ地域から金銭(や食糧?)を受け取るだけでなく、妖怪の残骸(骨や甲羅)を報酬として受け取り、鎧や武具に利用しているようである。
頭領の子として生まれた珊瑚・琥珀姉弟も幼いころより妖怪退治屋として修業し、いずれ妖怪退治に出動することを期待されていた。
が、ある日、人見家の若き当主・人見蔭刀に妖怪退治屋は雇われ、頭領は琥珀と手練れの者をつれて人見家居城に参上した。
しかし、それは人見家を乗っ取り、人見蔭刀といれかわった妖怪・奈落の罠だった。
妖怪退治屋の殲滅を目論だ奈落は琥珀に術をかけ頭領と妖怪退治屋を殺害、里に残された人々も妖怪の報復を受け、珊瑚を除いて全滅した。
術をかけられた琥珀も珊瑚の腕の中で死ぬが、後に奈落によって復活、奈落の配下となる。
一方深手をおった、珊瑚は父や仲間を殺害したのが犬夜叉、かごめによるものと奈落に教え込まされ、仇討のため彼らを襲う。
戦いの末、誤解は解け、珊瑚は犬夜叉たちと行動をともにするが、今度は奈落に操られた弟と敵対することになってしまう。
人を殺していくことに苦しむ琥珀は姉と邂逅をくりかえしていくうちに記憶を取り戻し、犬夜叉の異母兄であり奈落と敵対する殺生丸の元に身を寄せ、彼らとともに奈落と戦っていく。
そして、奈落を封じることに成功した犬夜叉・かごめらは姉・珊瑚と恋仲になり夫婦になった法師の弥勒とともに妖怪退治屋を開業することとなった。
『半妖の夜叉姫』では琥珀が妖怪退治屋の頭目となり、甥である翡翠などが新メンバーとして加入するようになる。それ以外は以前と変わりない。
その影響か、ピクシブでも半妖の夜叉姫の妖怪退治屋のイラストタグには「妖怪退治屋(犬夜叉)」が用いられている。
初期(「犬夜叉」)
飛来骨の使い手。里一番の手慣れである。
鎖鎌の使い手。成人後は頭目となる。
他にも珊瑚と琥珀の父や退治屋の村の人間など相当な数いたと思われるが、奈落によって村は全滅、二人の父と人見城に登城していた仲間数名も琥珀(奈落)によって殺されたため、一時は珊瑚だけとなった。(琥珀が含まれていることもある)