人物
転生吸血鬼さんはお昼寝がしたいの登場人物。オッドアイが特徴。
転生して程なく港町アレルシャにたどり着いたアルジェント・ヴァンピールだが、吸血鬼に必要な血の摂取を行っていなかったことで行き倒れてしまう。そんな彼女を助けた盲目の女性がフェルノートだった。
アルジェが吸血鬼であることを知ると自分の血を分け与え、お礼にとアルジェの魔法で目を直してもらう。実は彼女は「オッドアイの聖騎士」の異名を持つ凄腕の騎士だったのだが、過去の任務中に呪いを受けて視力を失い、隠居を余儀なくされていたのだった。
その後、アレルシャを襲った魔物を退治したドサクサでアルジェが町を去ってしまい、フェルノートも回復したことを理由に原隊への復帰命令が出ていたのだが、「だらしないアルジェを更生させる」という名目で半ば命令を無視する形で旅立った。
アルジェには深い感謝を抱いているが、いつの間にかその思いは完全に同性愛と化してしまっており、アルジェとの再会時には彼女が吸血姫エルシィに強姦されそうになっていたところであり、悶々とした挙句「うらやましい」と本音を漏らしている。
また、オッドアイに加えて巨乳ということから「オッドアイボイン」と初対面でアルジェに呼ばれてしまい、以降も度々胸のことをネタにされるようになる(読者からもオッドアイボインのあだ名で定着してしまった)。
ネタキャラにされがちだが実力は確かであり、アルジェが苦戦したエルシィと互角以上に渡り合うなど一行の主戦力となっている。
……ただ、物語が進むにつれ、狐少女のクズハや、アルジェの前世からの仲であるアオバなどがアルジェの隣にいることが増えてきたため、後半では事実上パートナーの座から転落してしまった。