三谷祐輝

みたにゆうき

『ヒカルの碁』の登場人物。

プロフィール

初登場時は碁会所で一局千円の賭け碁をしており、形勢が不利になると整地をごまかしたり、石をずらしたりと様々なイカサマやズルをして小遣いを稼いでいた。

囲碁部の勧誘ポスターに書かれた上級者向けの詰め碁を解いたことがきっかけで、ヒカルから囲碁部へ誘われる。

小遣い稼ぎのできる碁会所の方が楽しいという理由で勧誘を拒否しそのまま碁会所へ向かうが、イカサマの度が過ぎたため、碁会所の席亭・修さんとイカサマ退治士・ダケさんに逆にハメられて惨敗し一万円近い所持金を全て奪われるという屈辱を味わう。

その後、ヒカル(佐為)の力で取り戻した賭け金と引き換えにしぶしぶ囲碁部に入部する。

初めは部長の筒井公宏、ヒカルと共に仕方なく囲碁部の大会に参加するが、海王中の大将・岸本薫の実力と、団体戦で仲間と一緒に打つ楽しさを知り、囲碁部での活動に熱心になっていく。

他人との接触を好まない一匹狼の不良少年。

容姿は外ハネの明るい茶髪で、学生服に合わせてトレードマークのサスペンダーを身につけている。

アニメ版ではオレンジ髪に紫目。

素直になれない性格で、思ったことを口に出すのが苦手。

碁会所の大人相手の対局を通じて我流の強さと度胸を身につけており、そのため自分の実力に過剰な自信を持っている。

普段はクールで無気力な態度だが、負けず嫌いで勝負に熱くなりやすい一面も持つ。

賭け碁で稼いだ小遣いでCDやMDプレイヤーを購入しようとしていることから、趣味は音楽であるようだ。

自室の壁にはシド・ヴィシャスやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのポスターが貼られており、パンク・ロックやオルタナティヴ・ロックを好んで聴いていることが推察される。

また、アニメ版では欲しいものとしてCDの他に服を挙げており、原作のカラーイラストや扉絵ではパンクファッションを着用している姿が見られる。

インターネットカフェでバイトをする高校生の姉がいる。

バレー部と囲碁部を掛け持ちする金子正子は天敵で、事あるごとに言い争いになっている。

二次創作では猫と一緒に描かれた絵がよく見られる。

また、「みたにゃん」というあだ名で呼ぶファンも存在する。

原作第42局の扉絵、18巻収録の番外編の扉絵、GBA用ソフト『ヒカルの碁』のカットインで猫と一緒に描かれており、碁会所の修さんとダケさんも三谷のことを「子猫」と例えて呼んでいるため、猫っぽいイメージは公式と言ってもいいだろう。

ほったゆみの勝手な妄想では、将来は「早々にデキ婚ですぐ離婚」しているらしい。

娘の子育て中、女医になった金子との再会を果たすようだが、あくまで勝手な妄想である。