「ボクもここでずっと打っていたいよ」
CV:津村まこと
プロフィール
生年月日 | 1984年4月23日 |
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血液型 | O型 |
身長 | 165cm(ヒカルがプロ試験に合格した時) |
家族構成 | 父、母、妹 |
概要
主人公・進藤ヒカルの2学年上の先輩で、葉瀬中囲碁部の創設者、初代部長。
たった一人で囲碁部を立ち上げ、2年間部員ゼロの状態で過ごしていた。
当然部員不足で大会にも出られず、将棋部の加賀鉄男(囲碁経験者)に助っ人を頼まねばならない程困っていた(3人いれば、団体戦に参加ができ、正式に囲碁部として認められる)。
棋力は「有段者の詰碁に手こずるかもしれないレベル」。加賀より劣り、中三の夏の大会では、大将・三谷と、三将・ヒカルの間の副将を務めた。
碁を愛する気持ちはとても強く、その熱意にあてられたヒカルが入部したことをきっかけに、少しずつ部員が増え始め、彼の卒業前には正式な部に昇格、部室や顧問もつくまでに成長する。
中三の夏休み明けに、ヒカルに追いつかれ、秋頃には2子置いても負けるようになった。
中学卒業後は加賀と同じ高校に通っている模様。
アニメ版最終回で女性と歩いている姿を加賀に目撃されているが、恋人なのか可愛い妹なのかは不明。
最終的に囲碁部の後輩・小池からは、「伝説の筒井先輩」と呼ばれ、最早崇拝の対象になっている。
人物
温厚で心優しく、あかりや久美子のようなまるっきりの初心者にも丁寧に指導してくれる親切な性格。普段は大人しいものの内面には碁に対する強い情熱が秘められている。碁の青春にかける想いも熱く、囲碁部創設は勿論のこと、碁の強豪校・海王への勝利を第一の目標としている。
前述の通り棋力はまずまずで、対局中でも定石のハウツー本を手放せない程定石にこだわる。棋力の向上には柔軟な発想力が肝要な為、それが筒井の碁の限界であった。
ただ本気で怒ると感情的になる傾向があり、三谷のイカサマ碁の経歴をいつまでも許せずに信頼関係を築けない・海王の日高の挑発に乗って、普段使わない乱暴な言葉で言い返すといった短所も見せる。しかしそれらは囲碁部を想う気持ち故であり、決して見境の無い怒りではない。
部長ではあるが加賀のような集団を束ねる力や判断力には欠け、事態の収拾は不得手。ヒカルの退部に怒り狂う三谷を抑えきれず、結局部外者の加賀に相談するしか無くなる一場面もあった。