アルカ(ラスダン少年)

あるか

アルカとは、『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の村で暮らすような物語(通称・ラスダン少年)』の登場人物である。

概要

英雄ばかりがそろっているコンロン村の村長。必然的にロイドをも凌ぐ作中最強クラスの実力者と言える。但し、「自分達が簡単に力を貸していれば、人間は自分で物事を解決しなくなる」という理由で、滅多なことでは力を貸そうとしない。

ロイドを息子のように思い、彼の「村を出たい」という意思を尊重し、下宿先に弟子であるマリーの家を紹介した張本人である。

黒髪ツインテールの少女に見えるが、100歳以上、年齢不詳の人物、マリーに「ロリババァ」と影で言われ、どうでもいい理由で世界を滅ぼそうとする危険人物でもある。

年齢に関しては謎が有り、「殺しても死なない」「不老不死の存在」と作中で度々言及されている。

ロイドを士官学校に送り出した後も時々顔を見せている。仕事をサボって会いに行くため、村人達からは罰として農作業等の労働を度々やらされている。

名前の由来はロイドと合わせてアルカロイドとなることから、有機化合物のアルカロイドからと思われる。アルカロイドはドーパミンやセロトニンなど脳の神経伝達物質が含まれる一方、麻薬のヘロインやコカイン、フグ毒のテトロドトキシンもこちらに含まれる。いわば毒にも薬にもなる強力な存在といったところだろうか。