概要
低体温症は一応、焼死などの死因に比べて死には至りにくい(冬眠や仮死状態になっており、治療によって蘇生することもある)とは言え、これが原因で死ぬ事例は古今東西で少なくない。
雪山での遭難事故はもちろん多いが、大都市部でも酔っ払いやホームレスが凍死するという案件は枚挙にいとまがない。
寒い北海道などはもちろん多く、外出中に暴風雪に巻き込まれホワイトアウト状態の中凍死した例は多い。
関東以南でも結構多かったりする。
最悪の場合、古くて断熱が十分でない施工の古いアパートで独居老人が死んでいたり、災害時に避難所や仮設住宅で凍死者が出る場合もある。
凍死者の中には、寒いにもかかわらずなぜか服を脱いでいる者が見られ、
そういう行動は「矛盾脱衣」と呼ばれる。その原因については仮説はいくつかあるが、本当の理由はよく分かっていない。
イラストとしては凍えていても凍死には至っていない、「凍死寸前」のものが多い。
なぜか完全な氷漬けのイラストで「凍死」タグの付く物はあまりない。
関連イラスト
関連項目
冷血動物(変温動物):低温になるとそのまま休眠状態(冬眠)に陥る。しかし放っておけばそのまま凍死してしまうため、冬眠の際にはある程度寒さをしのげる場所に籠る必要がある。
リス・ヤマネなど:冬眠の間は体温が低下し覚醒時のみ体温を上昇させるため、蓄えたエネルギーが少ないと体温が上がらずに凍死する。
藤川則夫(べしゃり暮らし):泥酔すると全裸になる悪癖があったため凍死した。
外部リンク
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