概要
アニメ映画『劇場版マクロスF』は、アニメ『マクロスF』とはちょっと違うお話なのだが、その映画版を題材にした本作『シェリル ~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』は劇場版ともかなり違う独自の内容になっている。
『少女フレンド』の別冊『別フレ』で2010年から2011年まで全5話が掲載され、シナリオ自体は全3巻だが、後日談や番外編を描いた4巻目まで単行本が出ている。作者は小山鹿梨子、原案協力に河森正治氏がクレジットされている。
タイトルからわかる通り主人公は原作ヒロインのシェリル・ノームで、彼女の早乙女アルト(原作主人公)に向ける恋、そしてライバルにして仲間であるランカ・リーへの愛が中心に描かれている。そのためか、単行本を開いていきなり全裸のシェリルとアルトがフルカラーで抱き合ってました、なんてことも珍しくない。
本作の黒幕は劇場版ともTV版とも異なるキャラである。