はじめに
マクロスシリーズは後世の歴史家の資料を基に作られたフィクションという設定であり、TVアニメと劇場版で設定が食い違うことが多々あります。ご注意ください。
概要
『マクロスF』の劇場版。配給はクロックワークス。
2008年11月に『マクロスF』放送終了後、公開が発表された。
第1弾『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』は2009年に公開。TV版の中盤までを再現したが、内容は大きく異なる。
第2弾となる完結編『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』は2011年に公開され、こちらは全くTV版とは異なる話となり、TV版ではどっちつかずで終わった三角関係にもTV版とは異なる形で終止符が打たれ、一応こちらが公式スタッフの出した「答え」となった。また、公開直後に東日本大震災が発生した為、「マクロスフロンティア義援金口座」が開設された。
DVDでは冒頭でランカ・リー(虚空歌姫)、シェリル・ノーム(恋離飛翼)が視聴の前の注意を行っているので、見る時は部屋を明るくして離れて見よう。
Blu-raybox『マクロスF Hybrid Pac』ではPS3で再生することにより『マクロス トライアルフロンティア』『マクロス ラストフロンティア』をプレイすることができる。
そして2021年、『サヨナラノツバサ』10周年を記念し、短編『時の迷宮』の公開(同時上映は『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』)された。時系列は数年後(マクロスΔの時期)としている。
派生作品
小説版
TV版同様に小太刀右京が執筆。角川スニーカー文庫より全2巻。
コミカライズ
『キス・イン・ザ・ギャラクシー』(全4巻)を参照。
劇場版からすら逸脱しており、クセが凄い。
おそらく、全媒体で一番きれいなグレイスが登場する。
また、これとは別に『虚空歌姫』と『恋離飛翼』のインターバルとして、喜久屋めがねによる漫画『マクロスFF』が描かれた。
スーパーロボット大戦シリーズ
初参戦は『第2次スーパーロボット大戦 破界篇』。
ただしTV版がメインなので実質機体だけのいるだけ参戦で、まともな再現は『第3次スーパーロボット大戦 時獄篇』まで待たねばならなかった。
その後『UX』では劇場版のみの参戦となり、現状最後の参戦である『BX』では「マクロス30」の方がメインなので完結後参戦となっている。
関連イラスト
関連項目
手塚治虫:当時マクロスFのライセンスグッズを有していたのは手塚プロダクションだったため、背景で手塚アニメ(『鉄腕アトム(第2期)』『ブラック・ジャック(OVA)』『ふしぎなメルモ』がカメオ出演している)