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マクロス・オリンピア

まくろすおりんぴあ

マクロス・フロンティア船団、マクロス・ギャラクシー船団と時を同じくして銀河中央方向を目指す大規模超長距離移民船団の一つ。
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初出は「ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-25メサイア 新たなる救世主

(※「マクロスF」TV版&劇場版等の映像媒体には登場していない事に注意)


船団の概要編集

フロンティア船団やギャラクシー船団と同様の新マクロス級超長距離移民船団。

その進路は2056年の時点で、フロンティア船団の後方約500光年をフロンティア船団と同一線上のコースを辿っていたとされる。


フロンティア及びギャラクシー船団との違いとして、両船団がバジュラやフォールドクォーツを始めとするバジュラ関連技術の研究に傾注する一方、オリンピア船団はプロトカルチャー文明の遺跡や、そこから得られるオーバーテクノロジー。

また、それらの後継であるゼントラーディの兵器から得られる技術的資産の発展、研究に関心が有ったとされる。

なお、2059年の対バジュラ戦役に際し、フロンティア船団支援の為に本船団からも部隊が派遣されている。


「トライアングル計画」編集

2053年、地球統合政府はフロンティア、ギャラクシー、オリンピアの各船団に対して、前年に地球圏での配備が開始された新型可変戦闘機「VF-24<エボリューション>」関連の技術の供与を決定。各船団政府はこの技術を基にした新型可変戦闘機の開発配備に着手する事を決定した。

これら3船団による新型機開発計画を総称して「トライアングル計画」と呼ばれる。


各船団の開発機には統合軍からそれぞれ、フロンティアに「YF-25」、オリンピアに「YF-26」、ギャラクシーには「YF-27」の開発コードが付与され開発が進められた。

しかし、オリンピア船団は早々にフロンティア船団と共同開発の意向を表明し、YF-26の開発を打ち切っている。その理由として同船団が、上記の技術的な重点項目の違いやバジュラとの接触の可能性がさほど高くなかった事から

新型可変戦闘機の開発とその必要性について消極的であった事が挙げられる。


この計画によって完成した新型可変戦闘機が「VF-25<メサイア>」及び「VF-27<ルシファー>」である。また、「YF-29<デュランダル>」は「トライアングル計画」により蓄積された技術を応用した派生機とされる。


「2064年」編集

銀河歌姫来艦編集

2064年、<銀河の妖精>シェリル・ノームはオリンピア船団に一時的に活動の拠点を置いている。彼女は、各地のツアーに帯同させる私的な護衛部隊の契約をS.M.Sと交わしており、オリンピア船団在住時には、S.M.Sのオリンピア支部との間に契約を交わしている。

詳細は「~新たなる救世主」を参照。


上草シオン大尉編集

S.M.Sオリンピア船団支部に派遣されたアグレッサー部隊のリーダー。

~新たなる救世主」では2064年、オリンピア船団が発見し開拓が進められている惑星「ガイノス3」に駐屯する、オリンピア船団護衛部隊の分遣隊に対し戦技教導を行っている彼のインタビューが掲載されている。

このインタビューや、仲間内から付けられているあだ名やらを見ると、我々の知るどこかの誰かさんを連想させる。というか機番#007の時点でバレバレである。


同じ時期に2人してオリンピア絡みの場所に居る理由は察してくださいという事ですね、分かります。


余談「~新たなる救世主」によるマクロス・フロンティア船団のその後編集

マクロス・フロンティア船団はバジュラ本星に到着後、移住仮政府を同星に置き、一部市民を入植民として残している。船団については再編後、2065年現在も銀河中央に向けて航行を続けている。


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