概要
喜久屋めがねが『ニュータイプエース』2012年発売の10号から翌2013年発売の19号まで連載していた漫画。単行本は全1巻。
劇場版マクロスFの前編『サヨナラノツバサ』と後編『イツワリノウタヒメ』の間に起きた出来事を描くオリジナルストーリー。
映画では尺の都合でカットされたランカとブレラの再会やアルトの実家との確執とその克服などが補完されており、『イツワリノウタヒメ』に登場するYF-29が先行登場を果たすほか、劇中のイメージ映像としてサラ・ノーム、リン・ミンメイ、シャロン・アップル、熱気バサラ、ミレーヌ・フレア・ジーナスが登場する。
また、終盤ではマクロスシリーズそのものに対するメタ発言とも取れる台詞があり、マクロスシリーズの作品が劇中世界の史実を基にした二次創作であることを踏まえたネタとも取れる。
巻末にはマクロスシリーズの原作者河森正治と作者の喜久屋、そして元SKE48の松井玲奈による対談が収録されている。
あらすじ
バジュラ襲撃から時は過ぎ、復興の兆しを見せ始めたフロンティア船団。先のバジュラとの会戦で帰る場所を失ったシェリル・ノームはフロンティアに留まり、チャリティライブを開催することを決める。S.M.Sもシェリルとランカを全面支援するに至るのだが、アルトの下に実家の父が倒れたという一報が届く。そしてシェリルにも病魔が迫り…。
関連イラスト
関連項目
キス・イン・ザ・ギャラクシー:同じく劇場版が底本の漫画だが、上記の作品設定上、『FF』との繋がりは全く無い。