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サヨナラノツバサ

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さよならのつばさ

サヨナラノツバサとは、『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 ~サヨナラノツバサ~』関連作品に付けられるタグ。同作の劇中歌のタイトルでもある。

「〜翼に、風を!〜」

「〜銀河に、歌を!〜」

概要

劇場版マクロスF』の完結作。2011年公開。

TVシリーズとは違う物語となった前作『イツワリノウタヒメ』の続編になっている。

これは、『愛・おぼえていますか』と同じく、マクロスシリーズは「フィルム作品はクリエイターが史実をフィクションに置きかえたもの」「史実を元に後生の人間が書いた物語」という設定のため、様々な設定の変更が可能となっている作り方の為。

なので、本作は前日譚『イツワリノウタヒメ』から、さらに話が逸脱し“もはや全くTV版の再現を行っていない”ので、共通点を探す方が難しいくらいであるが、あくまで史実をなぞらえた上でトライアングラーな関係も万人に分かりやすく明確な決着がついている。

シリーズ続編の『マクロスΔ』にて本作のイラストが使われており、YF-29デュランダルがTV版、劇場版共に存在しているが、バジュラクイーンとの決着の場面はTV版の展開となっていた。

なお、『超時空要塞マクロス』もTV版と劇場版の設定が、その後のシリーズ続編では混在し共存しているので、『F』も後のシリーズで混在し共存していくと思われる。

公開からわずか1か月後に東日本大震災が発生した為、公式サイトでは「マクロスフロンティア募金」が開設された。

なお、本作のラスト部分の内容は作品完成まで殆どのスタッフやキャストにも伏せられていた。ラスト部分の脚本は描かれず河森正治が絵コンテで決定、台本もラストシーンが白紙であり、収録直前にメインキャスト3人にだけラストの台詞が知らされた。

あらすじ

『イツワリノウタヒメ』事件から3か月。シェリルの身体を蝕むフォールド細菌は日に日にその力を増していた。そして、ギャラクシー政府の首魁「電脳貴族」はフロンティアの征服を目論んだが、あえなくその全貌が露見し失敗。それを手引きした容疑で、シェリルは投獄されてしまった。S.M.Sはシェリルを救出するため、アルカトラズ監獄へと向かうが…。

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