声: 山崎たくみ/リー・ストーン(英語版)
概要
フルネームはイサム・アルヴァ・ダイソン。統合軍の中尉。
惑星エデン出身。2015年3月27日生まれ。
ガルド・ゴア・ボーマンとミュン・ファン・ローンとは旧知の仲。
幼少の頃より大空を飛ぶことが何より大好きであり、それがあいまって統合軍にパイロットとして入隊。
腕前は超一流であり、エースパイロットの証「ロイ・フォッカー勲章」を3度授与されているが、自由奔放な性格で軍規違反を繰り返し、前述勲章を3度とも剥奪されるほどの問題児でもある。
新星インダストリー社の新型可変戦闘機「YF-19」のテストパイロットとして故郷のエデンへと戻ってきた。
「俺は空を飛んでりゃ怪我なんて治る!」と言っており、しかも本当に治ってしまうある意味化け物。
マクロスシリーズに登場するバルキリー乗りたちの中でも、トップレベルの天才である(彼とタメを張れるのはマクシミリアン・ジーナスくらいだろうか)。
尚、劇場版マクロスFにも登場する。
「行っくぜー、かわいこちゃん!いゃっほー!!」
↑その時代の想像イラスト(声と搭乗機体のみの出演のため)
劇場版の小説版においては活躍の詳細も描かれており、搭乗機はかつての搭乗機であるYF-19の正式採用機であるVF-19ADVANCE。
既に旧式化しているVF-19を2059年の技術で近代化改修したものなのだが、かつてのYF-19と同じくかなりピーキーなチューニングがされており、恐らくイサムにしか動かせない機体となっている。
劇中での活躍は、最新のVF-25ですら苦戦するはずのゴーストV-9やバジュラを文字通り「瞬殺」。
さらにサイボーグ兵士専用で一般のパイロットでは付いていけないと言われるVF-27と対峙した時にはエンジンの全エネルギーをピンポイントバリアの出力へ回した状態で特攻し、機体で敵機をぶった切るという破天荒極まりない技で撃破し、大金星を上げている。
なおその直後、無理な操縦が祟りあわや墜落という状況に陥るが、持ち前の操縦センスによって地表衝突まで残り2秒で持ち直している。
本人曰く
「アホが!ハイテクに頼りすぎなんだよっ!」
やっぱり化け物だこの人…
ちなみにマクロスFの時点で「ロイ・フォッカー勲章」をさらに3度授与され、3度剥奪されているようである(劇中ではイサムのことを示唆される程度だが、マクロス30では6回授与されたことが明言されている)。
前日譚では早乙女アルトの父親の早乙女嵐蔵とも出会っており、彼がフロンティア船団に乗船するきっかけを作った。
つまり、イサムがいなければマクロスFの物語は始まらなかったのである。
メディアミックス作品では
スーパーロボット大戦シリーズではガルドとのドッグファイトしながらの低レベル口喧嘩が再現されたり、合体攻撃が用意されていたりするのでガルドとセットで出撃させてるプレイヤーも多いのではないだろうか。
スーパーロボット大戦UX・第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇・スーパーロボット大戦BXではマクロス・クォーターの召喚攻撃に機体と声のみ登場する(劇場版マクロスF名義なので原作通りではある)。当然顔グラもセリフ枠もないが、スタッフロールにはちゃんと名前がある(たぶん『UX』に登場した同声の某キ○○○博士のついで録りだろう)。『BX』では登場人物に存在を言及されているので、少なくとも初使用時に関しては演出ではなく確実に現場に来ている。
また『CC』では「宇宙を守ってきた者達」にて、マクロスクルーとS.M.Sとの模擬戦に彼が乱入してきたようで、そのせいで勝敗がうやむやになっている。
Another Century's Episode 3 THE FINALではガルド以外にも、シリーズでの先輩である一条輝との特殊コンビネーション攻撃もある。
A世界の地球出身で、地球上でのYF-19の試験中に部隊に参加することとなる。ガルドとの合流時には原作とは仲違いがないなど状況が異なることもあって口喧嘩しつつのドッグファイトではなく、作戦の途中で合流したガルドと協力しつつ口喧嘩をするという仲の良い?状況となっている。