概要
「マクロスプラス」の登場人物。新星インダストリー社のメカニックである。
17歳の若さにして、ニューエドワーズ基地のシステムエンジニアではトップに位置する天才。
趣味はハッキングで、力量は超一流。自らを「ハッキングおたく」と称する。
これらの能力の一方で精神性・社会性に関してはまだまだ子供であり、人間関係のトラブルは後をたたない。
不完全な人間感情よりも完璧なロジックを好み、シャロン・アップルの大ファンな一方で生身の人間にはあまり好意を抱かない。
10代の若さでYF-19の主任設計者を勤めており、本編中ではテストパイロットのイサム・ダイソンとペアを組む。
2人は性格のそりが合わず、当初は「ガキ」「ケダモノ」と呼びあうなど衝突ばかりだった。
しかし2人ともYF-19にかける情熱は本物であり、次第に性格はともかく互いの力量は認めあう戦友のような関係になっていった。
その後の彼
この事件がきっかけで精神的に大きく成長したらしく、後年に至るまでイサム・ダイソンの理解者であり続けた他、新星インダストリー社のトップエンジニアに長年(少なくとも20年以上)に渡って君臨し、その名声を確固たるものとしたようだ。YF-19とその制式採用機VF-19の後はVF-25、YF-29、VF-31などの各シリーズの主役機の設計、あるいは試作機の制式採用におけるブラッシュアップなどを手掛けたとされる。
余談
担当声優の西村智博(現西村朋紘)氏はマクロス7のギギルも担当している。