サトミタダシ
さとみただし
ロールプレイングゲーム『ペルソナ』シリーズに登場する施設。
概要
『女神異聞録ペルソナ』『ペルソナ2』に登場するドラッグストアチェーン。
名称の由来は同作のシナリオライター・里見直氏から。
ちなみに、作中には里見氏をモデルにしたキャラクター「ただしくん」が登場しており、サトミタダシは彼の親族が経営しているという設定になっている。
人名をモチーフにした店名はマツモトキヨシのパロディ。『2』では明るいオレンジの看板に変更され、よりそれっぽくなった。
カエルのマスコットはおそらくケロヨンをモチーフにしたのだろう。
そんな同チェーンの最大のポイントは何といっても、店舗内に流れる「ヒットポイント回復するなら傷薬と宝玉で」で始まるサトミソングこと「サトミタダシ薬局店のうた」だろう。
一度聴いたら脳裏にこびりついてしまう異様なほど親しみやすさを感じさせるメロディーと歌声で、謎の中毒性を持っているのである。
実際にある作中の人物がこのサトミソングに洗脳されてしまっている。
『ペルソナ2』では各支店ごとに曲調が異なっている。
エリア名 | 曲調・備考 |
---|---|
蓮華台 | メロディは前作と同じだが、登場するアイテムに合わせて歌詞が変更されている。 |
平坂区 | 演歌調。『罪』では歌詞に出てくるアイテムが『異聞録』のままだった。 |
夢崎区 | ヒップホップ調。流行に合わせているのか、『罪』と『罰』では曲調が異なる。 |
港南区 | ボサノバ調のインストゥルメンタル。聞いていて歌詞が浮かんでくるようなら末期。 |
青葉区 | ジャズピアノ調。ボーカルがすべて英語の語りパートになっている。 |
なお、世界観が一新された『ペルソナ3』以降の作品では、前述の里見氏がアトラスを退社した事もあり一切登場していない。