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概要編集

女神異聞録ペルソナ』『ペルソナ2』に登場するドラッグストアチェーン。

名称の由来は同作のシナリオライター・里見直氏から。

ちなみに、作中には里見氏をモデルにしたキャラクター「ただしくん」が登場しており、サトミタダシは彼の親族が経営しているという設定になっている(彼が生誕したことを記念してこの名になったという)。

人名をモチーフにした店名はマツモトキヨシのパロディ。『2』では明るいオレンジの看板に変更され、よりそれっぽくなった。

カエルのマスコットはおそらくケロヨンをモチーフにしたのだろう。

そんな同チェーンの最大のポイントは何といっても、店舗内に流れる「ヒットポイント回復するなら傷薬と宝玉で」で始まるサトミソングこと「サトミタダシ薬局店のうた」だろう。

一度聴いたら脳裏にこびりついてしまう異様なほど親しみやすさを感じさせるメロディーと歌声で、謎の中毒性を持っているのである。

実際にある作中の人物がこのサトミソングに洗脳されてしまっている。


『異聞録』の舞台セベク編の「御影町」では、ただしくんそっくりだが頭がさみしいお父さん、おじさんが店を切り盛りしており、雪の女王編の「氷の城」ではあの世から見守っていた曾祖父が担当している。


『ペルソナ2』では珠閒瑠市の各店舗ごとに曲調が異なっており、切り盛りしているのは全員同じ顔のおばさん「サトミ七姉妹」である(ただしくんは三女の息子)。

エリア名曲調備考
蓮華台前作と同じ登場するアイテムに合わせて歌詞が変更されている。
平坂区演歌調『罪』では歌詞に出てくるアイテムが『異聞録』のままだった。
夢崎区ヒップホップ調流行に合わせているのか、『罪』と『罰』では曲調が異なる。
港南区ボサノバ調のインストゥルメンタル聞いていて歌詞が浮かんでくるようなら末期。
青葉区ジャズピアノ調ボーカルがすべて英語の語りパートになっている。

なお、世界観が一新された『ペルソナ3』以降の作品では、前述の里見氏自体がATLUSを退社した事もあり一切登場していない。


関連動画編集


余談編集

  • 『女神異聞録ペルソナ』の隠しルート・雪の女王編のサトミタダシにあるカエルの置物には話しかけることができる。3回目まではアイテムをくれるのだが、4回目以降は、あのRPGのファンならドキッとさせられる台詞を言ってくる(ただしレディマスカレードを倒すまで)。
  • 『異聞録』での歌唱は当時アトラス所属で魔神転生シリーズなどの曲を担当し、アトラス退社後の2002年に交通事故死したコンポーザー、青木秀仁氏が歌っている。
  • 『ペルソナ2』の青葉区の歌は当時アトラス所属の田崎寿子氏が歌っている。
  • ペルソナ2罰』では里見氏がファンである内田有紀をモデルにしたたまきちゃんと相思相愛であるという設定が、『罪』の攻略本での座談会で私物化であるとネタにされたためか、ただしくん自体が登場しなくなった

関連タグ編集

女神異聞録ペルソナ ペルソナ2

薬局 洗脳ソング 謎の中毒性

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