概要
「本好きの下剋上」に登場するエックハルトとアンゲリカのカップリング。
どちらも主を第一とする護衛騎士。
アンゲリカは結婚に興味が無く、むしろ結婚し子供を産むことで護衛任務を外れなければならない事を嫌がっていた。
エックハルトは亡き妻ハイデマリーが忘れられず、貴族として後添えの妻を娶らなければならない事に辟易としていた。
そんな時、ボニファティウスへと弟子入りしたアンゲリカは彼から気に入られ、一族に嫁入りするよう勧められる。互いに恋愛や結婚に興味が無く、利害が一致した2人は婚約する。
フェルディナンドが王命でアーレンスバッハへ移動した際は婚約解消となったが、ローゼマインが礎を奪った上フェルディナンドと婚約関係になったことで2人も再婚約。アンゲリカの適齢期までには星を結ぶ予定らしい。
婚約者でありながら、2人の間に懸想は微塵もなく恋人同士とは言い難い。しかし主へひたむきな忠誠を捧げひたむきに己を鍛えて続ける姿勢を互いに認め評価し合っている。
作者曰く「周囲には理解できなくても、二人なりの距離感を大事にする夫婦になるでしょう」とのこと。