概要
アニメ『ドラゴンボールZ』第11話「宇宙一の強戦士 サイヤ人めざめる!」に登場した惑星。
この回の脚本担当は特撮界隈で有名な井上敏樹であり、いかにも彼らしい露悪的な話として知られる。
独裁者モアイ王が支配する君主制の惑星で、宇宙進出できる科学力はない。
男がハエ、女が蝶といった外見の、地球人よりふた回りほど身体が大きい昆虫人間のアーリア星人が住んでいる。
ナッパからは「二束三文にもなりゃしない」と酷評される荒れ果てた星ではあるが、着陸前にベジータが「高く売れそうな星」と発言しており、モアイ王が王の座に就くまでは豊かな惑星であったと思われる。
地球に向かう途中だったベジータとナッパは、アーリア星の値付けをするため降下。そこで兵士に捕まったふりをしてモアイ王の城に赴き、城の牢獄で青年アトラから恋人レムリアをモアイ王に奪われたなどの話を聞いた後、モアイ王の下に赴いて大暴れ。そしてモアイ王が従える怪物イエディを殺し、結果的にモアイ王政権を打倒。恋人レムリアと再会したアトラから、二人はアーリア星の救世主として称えられる。
しかし一連の流れでアーリア星にはまったく価値がないと判断したベジータとナッパは、宇宙からのエネルギー弾攻撃でアーリア星を破壊して立ち去るのだった。