プロフィール
誕生季 | 夏 |
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属性 | 火・風 |
所属領 | エーレンフェスト→アレキサンドリア |
階級 | 中級貴族→上級貴族(嫁入り予定) |
役職 | ローゼマインの護衛騎士 |
瞳の色/髪の色 | 濃い青/淡い水色 |
CV | 浅野真澄(ドラマCD1〜2)、本渡楓(ドラマCD3以降) |
概要
ローゼマインより5学年上であり、領主の養女となった際に側近入りした。
側仕えを思わせる儚げで可憐な美少女だが、実際は呆れる程の脳筋で勉強嫌いな外見詐欺。
貴族院では危うく落第しかけたところをローゼマインによって救済され、さらには魔剣シュティンルークまで爆誕させた事でローゼマインに絶対の忠誠を誓った。
「出産退職で護衛騎士を辞めたくない」「面倒だから社交はしたくない」というあんまりな理由から、同じく亡き妻の後添えをなるべく拒みたいエックハルトと婚約し第二夫人として嫁ぐ予定。
ちなみにアンゲリカの結婚相手としての理想は「自分よりも強いこと」。
人物
淡い水色の髪をポニーテールにした美少女。
代々優秀な側仕えを排出する家系に生まれるものの、上記の通り勉強や考える事が大の苦手であり、勉強したくないという理由だけで騎士コースを選択し一族を混乱させた。
良くも悪くも考えないため、忌避されている神殿での警護もすんなり受け入れ、平民である灰色神官相手にも「同じ主へ使える者同士」と仲良くしようするなど素直。考える事が苦手なので思考を他者へ丸投げする悪癖があり、階級が下なダームエルからの指示も「ダームエルの指示は分かりやすいので助かります」と好意的。自分に理解できるよう分かりやすく噛み砕いて命令してくれるローゼマインを素晴らしい主だと思っている。
手を頬に添えてコテリと首を傾げる「困ったわ」のポーズ(※通称アンゲリカポーズ)は「考えるのが面倒くさい」の意味。悲しげに目を伏せため息をつく時は特に何も考えていない(もしくは考えたくない)。これらのポーズは「悪い見本」としてローゼマインへと受け継がれた。
キリッとした表情で言う「分かったような気がします」は確実に分かっていない。
「何も考えていない」と思われがちであり実際に物事を深く考えない性格ではあるが、何も感じていない訳ではない。物覚えが悪く一族の期待に応えられない自分の不出来さを理解しており、貴族としての自己評価は極端に低い。だからこそ自分を見捨てず必要としてくれるローゼマインに深く感謝し、絶対の忠誠を誓っているのである。また、自分とは違い側仕えとして優秀な妹リーゼレータに対して特に嫉妬や僻みなどは抱いておらず、時に自分の考えを代弁しフォローしてくれる優秀な妹をアンゲリカは心から誇りに思っている。リーゼレータも主のために努力を惜しまない姉を尊敬しており、姉妹仲は良好である。
能力
中級貴族ながら上級貴族に匹敵する魔力量の持ち主。
戦闘では速さに特化した戦い方をし、剣はシュタープでは無く魔剣を用いて魔力は身体強化に当てている。
ローゼマインが毒に倒れユレーヴェで眠った際にはボニファティウスへと弟子入りし周囲を驚愕させた。
強くなる事へ並々ならぬ執着を持ち、そのためには努力を惜しまない。
嫌いな勉強も、魔剣への魔力供給や魔力圧縮法などのご褒美さえあれば目の色を変えて努力する。
考えない分躊躇わず、どんな非常識な命令であっても命じられれば即受け入れる。また、ローゼマインへ敵意を向けるならば、たとえ相手がフェルディナンドであっても躊躇なく剣を向ける事ができる。
女子力が皆無と思われがちだが、刺繍の腕前はそれなりに高い。ただし、マントに施す戦力強化用魔法陣のためという残念な理由ではあるが。
魔剣シュティンルーク
アンゲリカが持つ魔剣。
本来は一般的なただの魔剣であったが、補講合格へのご褒美としてローゼマインが「アンゲリカに足りない知性を補いますように」と考えながら魔力を注ぎ、トドメにフェルディナンドが魔力を流した結果、「フェルディナンドの声で説教臭く喋る魔剣」が誕生した。
生まれた当初はなんの知識も持っていなかったが、アンゲリカが魔力を流しながら様々な知識を仕込み続けた結果、ローゼマインが当初考えていた「アンゲリカの知性を補う魔剣」となる。
しかし、シュティンルークに頼り過ぎた結果アンゲリカがこれまで以上に考える事を放棄してしまったため、貴族院の座学ではシュティンルークの使用を禁止された。