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プロフィール

誕生季
属性光・風
所属領エーレンフェスト→アレキサンドリア(予定)
役職ローゼマインの護衛騎士、ボニファティウスの護衛騎士(臨時)
瞳の色/髪の色灰色/地味な茶色
CV田丸篤志(ドラマCD)、梅原裕一郎(TVアニメ以降)

概要

本好きの下剋上」に登場する下級騎士。

トロンベ討伐の際に護衛に失敗し罪に問われるが、マインの取りなしで一命を取り留め、罰則を込めての護衛役に任命される。

ローゼマインとして貴族となった後も、引き続きの側近として護衛騎士を務める。

初登場時で16歳。騎獣は天馬

側近の中では最も長い付き合いであるため、ローゼマインからの信頼も篤い。

実は「ザームエル」という名前で登場予定だったが、作者が「ダームエル」と打ち間違えたまま投稿してしまい、そのまま定着したという経緯がある。

人物

努力家で苦労人。いじめられっこのような雰囲気がにじみ出ている。

貴族でも身分が低いため、身分差がらみの理不尽によく巻き込まれていたという。

鈍感で女性の機微に疎く、ローゼマインに対し「重くなりましたね(成長しましたねの意)」と笑顔で言ったり、フィリーネの(バレバレな)恋愛感情に気付いていない。

なおギルド長の孫娘フリーダの契約主ヘンリックは彼の兄である。

マインが平民だった頃から、彼女の家族に対する愛情や身内に対する接し方を間近で見続けてきた。そのため彼女の心の機微には敏感であり、主の心を守るために陰ながら支えるべく尽力する。

ローゼマインが元平民である事を知りながら、情に深く他人のために心を砕ける人格に好感を持ち、心から主として認めている。

ローゼマインもそんなダームエルを深く信頼し、アーレンスバッハ礎争奪戦では敢えてエーレンフェストに残し、下町の家族を守るよう内密に託した。

その際には「わたくしの一番の騎士」という言葉を主から賜る。

その忠誠はフェルディナンドからも認められており、彼がエーレンフェストを離れる際には、自分に代わってマインの心を護るようダームエルに託した。

ローゼマインの王命による移動の際には「名捧げもしていない独身男性が同行すれば互いに不名誉な噂が立つ」という理由から、ローゼマインの成人・星結びまでエーレンフェストへの残留となった。

その際に同じく残留組であるフィリーネに対し「コンラートを貴族にするための支援」という形で婚約を提案するが、これ以上ダームエルへ甘えたくない彼女は婚約を断る。正式な求婚ではないが地味に落ち込んでいたダームエルだが、フィリーネから事情を聞いたローゼマインに、フィリーネの心境と実は「ダンケルフェルガー式求婚」を企んでいる事を告げられ呆然。嫌なら男らしくちゃんと求婚するようアドバイスされる。

後日、ローゼマインの婚約式でのダームエルの態度から、何かしらの進展はあった模様。

不憫属性

・シキコーザの命令違反に巻き込まれて、処刑されかける。

・処刑はされなかったものの、一年間見習いに降格処分される。

・そのため、婚約者であったフレーベルタークの令嬢に婚約を解消される。

・中級貴族ブリギッテと結婚するために、魔力を中級騎士クラスまで高めるが、破局する。

・魔力を上げすぎたために、魔力・身分ともに釣り合う結婚先が絶望的なまでに存在しない。

・特に祈ったわけでもないのに、別れの神ユーゲライゼの加護を得る。

などなど、作中きっての不憫キャラ。それ故に作者の想定以上に読者に愛されており、第1回キャラクター人気投票では第3位となるほどである(以降も6位以内をキープ)。

能力

生来の魔力が少ないため、魔力の節約に関して研究熱心で、地道で地味だが、無駄が非常に少ない戦いをする。また同様の理由で魔力の感知能力が高い。

ローゼマインが毒に倒れた2年間以降はボニファティウスから地獄のような訓練を課され続けているため、かなり逞しく成長した。

騎士であるが、文官仕事も優秀で、文官のように扱われることも多い。

これは元々、実家が文官系の家系であり、文官となった兄を別側面から補佐すべく騎士を選択した事から。

初期からマイン/ローゼマインの無茶振りに翻弄され、さらにはフェルディナンドからも容赦なく指導されていたため、周囲との調整能力や事務処理能力に長けている。

後にローゼマイン側近の義務となる「役職を問わない神殿での執務のお手伝い」はダームエルのアルバイトが発端。

なかなか読める者の少ない古語を理解できる。これは平民のマインが古語を勉強していることに貴族のプライドが刺激され、陰でこっそり覚えたため。

ビンデバルト伯爵の襲撃後、マインから最高神と五柱の大神の祝福を受ける。

それにより成人後にもかかわらずジワジワと魔力が増え続け、ブリギッテへの求婚のために「ローゼマイン式魔力圧縮法」を教わり中級貴族並みの魔力量へと成長した。

繊細な魔力探知と周囲との調整能力、古参かつ最年長である事から、下級貴族ながら側近たちのまとめ役を任されている。

彼の指示は分かりやすく的確と好評。主にアンゲリカから。

領主候補生の側近、その割に貧乏な下級貴族という立場から、他人に侮られやすい。

これが逆にローゼマインの側近となれるかを見極める分水嶺となっており、トラウゴットはダームエルを軽んじたことがきっかけで、ローゼマインから完全に見放される。

側近として定着した者たちも、最初は下級貴族が指示出しをすることにうっすら抵抗があったようだが、実務面の能力やローゼマインへの気配りを見て、評価を改めている。

神殿通いの際に「誰が一番にシュタープで神具を作れるか」を同僚たちと競い合ったが、魔力量のせいかエーヴィリーベの剣を作成できるもののボンヤリとしか顕現させられず長時間維持できない。

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  • 孤児院長室の日々

    孤児院長室の日々  1

    ランツェナーヴェの事変の後でのエーレンフェスト。祈念式に向かったフィリーネとダームエル。 ※既に3話出していましたが、最終巻の情報といろいろズレていたため引っ込めました。現時点の最新情報を踏まえつつ出し直していく予定です。
    13,763文字pixiv小説作品
  • わたくし嘘は申しません!

    どうやって信用せよと?

    ハンネ5更新されましたね。色んな意味で勇気をもらいました。 『マインが特殊』『ロゼマが特殊』と言われ続けてロゼマ視点の公式を追っていて、『根っからのユルゲン生まれユルゲン育ちのお貴族様はもっとちゃんとしてて視野が広くて頭が良いんだろうなぁ』と勝手にハードル上げてましたが、そうでもないことがわかりました(笑) みんなまだティーンエイジャーだし、みんながそれぞれ自分たちが育った環境で培った感覚と価値観と経験値によって世界の見え方や渡り歩き方が変わりますよね。うん、拙宅のヴォルフラム様も頑張れ。 48話ではアンケートとコメントでたくさんの考察・助言、ありがとうございました。 以下、『始まりの庭でメスティオノーラの英知を授かることが出来るかどうか』は一度無視し、『地下書庫の奥に入れるかどうか』という観点だけで話しますが、 お陰様で『祠巡りはしなくても地下書庫の奥には入れる(他の条件があるが、祠巡り=石板取得は必須条件ではない)』ということはわかりました。読み込み不足ですいません。 ただし地下書庫の奥に行くにも本来のメス書ゲット者同等の資格が必要で『全属性』と『祈り』が必要。 ここでいう『全属性』が『全属性のシュタープ持ち』か『属性が欠けたシュタープでも加護の取得で全属性』かは微妙なところですが、『祈り』については『祠巡り』ではなく『神事』の方だと解釈することにします。ロゼマが打ち上げてた光の柱ですね。ここで『石板完成分の魔力を外から奉納して空の魔法陣を完成させること』が条件と仮定しておきます。『大神の祠に入って石板を取り込むことで魔法陣を視認できるようになるけど、外からの奉納だけで祠に入らず石板を取り込まない場合は視認できないだけで魔法陣自体は完成する』と解釈しておきます。それのジャッジをしてくれるのがシュバルツたち。 とすると、どの道手探り状態で今の王族がこの『祈り』の方をクリアする方が難しくて、結論として『眷属神の祠巡っただけじゃ今の属性が欠けたシュタープ持ちの王族は地下書庫の奥には行けなさそう』と判断し、51話以降の話の流れを考えていきますね。 途中まで読んで離れる方や、私が途中で死んだ場合に、それまで読んでくださってた方々に気持ち良い決着を付けてさしあげられないことが申し訳ないので、シリーズ紹介文に「途中で飽きたら50話だけ読んで離れてください」的なことを書ける『キリが良い終わりの回』を作りたかったので次回50話で一度着地させますが、51話以降もまだ続き書くつもりなので、これからもよろしくお願いします。
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    案外バレるのが早かったな

    たくさんのブクマ・イイネ・スタンプ・コメント、いつもありがとうございます!!! 追記:コメントで誤記指摘頂きましたので修正しました、ありがとうございます。 前回のSトクスに本気を出しすぎて今回との温度差で自分で困惑しています(笑) ところで前回からそうなのですが、貴族男性の丁寧語の匙加減難しい。ユストクスとハルトムートはある程度『性格』で丁寧語な時もあると思うので、本人がストレスにならないことを第一にして丁寧語だったりそうじゃなかったりして話させてますが。 前話のゲルラッハ編でも、ハルトムートの方が上級で、ゲルラッハ子爵家は中級らしいのですが、貴族籍を残したままでの神殿入りとはいえ今回は神官として来てるので「マティアス様、ヤンリック様」など一応ハルトムートには敬語を使わせました。 ダームエルは『前回』同僚だったというハルトムートにはモノローグではハルトムート呼びですが、喋る時には「ハルトムート様」にしています。同様にマインは社会的には平民ですがチーム・フェルディナンド内では上位なので、色々と複雑ですね。
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    ダームエルには筆頭護衛騎士のままでいてもらいたい。 いつもスタンプやコメント等、ありがとう存じます。 ラストまで一気に書き上げてからアップする予定なので、続きはしばしお待ちくださいませ。
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    後編です。 かっこいいだけのダームエルで終始する予定でした。 ライムントにつっこまれるのって、かっこよくはないですよね。 情けないダームエルももちろん大好きです。
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