大アルカナの一つ。
女性が杖などを持ち玉座に座っているイラストが描かれていることが多い。
翼が背後に描かれていることもあり女性の霊的な側面を描き出しているカードともいえる。女教皇のカードは女性の「少女」の一面を描いたカードであるのに対して女帝のカードは女性の「母性」を描いたカードであり、家族、家庭などの意味合いを持つ。そのため恋人のカード以上に恋愛面に対して強い意味合いをもたらし、恋愛を占った時にこのカードが出れば結婚などを考えてもいいといえるだろう。
正位置の意味は「繁栄」「母性」「魅力」等があり逆位置の意味は「挫折」「軽率」「嫉妬」等があげられる。