概要
家庭(かてい、英語:Home)は、一緒に生活する家族の集団。夫婦や親子などの集団またはそれらが生活する場所の事であるが、前者は「家族」・後者は「家」を参照して欲しい。家族のライフサイクルにおいて、家庭はしばしば子育ての場であり、家事・食事・掃除・洗濯・買い物・家計・団欒・庭仕事・介護・地域との付き合いなど様々な活動の場所となる。
主導権
日本の家庭
昭和時代は夫が大黒柱である「亭主関白」な家庭が主流だったが、昨今は「妻が夫を尻に敷いた方が上手くいく。」と言われる。男女関係は付き合いの長さ・2人の距離感で変化する事はあるが、基本的なところは交際当初から決まっているものである。恋人時代から「相性の良さ=絶妙な組み合わせ」を認識したカップルは、結婚へと進みやすいのでは無いだろうか。
夫婦関係
夫婦関係のバランスは結婚する前に決まっており、特に男性の方が積極的にリードするタイプなら、受け身でリードされる事を好む女性と相性が良く、結婚した後は夫が主導権を掌握する夫婦関係になると思われる。逆にマイペースな彼女には気遣い上手で柔軟に動ける彼氏が最適で、この場合は基本的には妻が奔放に動き、夫が陰から支えるような夫婦になるだろう。
世界の例
1998年12月に総務庁青少年対策本部(当時)は、第6回世界青年意識調査の結果を取り纏めた報告書を作成した。ここでは「育った家庭における家族内の重要な問題を解決する主導権」について、日本は67.7パーセントの割合で父親が持っていると回答した。逆に母親が主導権を持っている割合が最も高いのはロシアで、その次にスウェーデンとアメリカが続いている。この3か国は日本と比べて割と男女平等が進んでおり、企業のトップに占める女性の割合が日本より遥かに高い。