出川哲朗
でがわてつろう
概要
血液型はB型。1985年デビュー。
司会者から弄られたり、ドッキリを仕掛けられたり、体を張った仕事をする、いわゆるリアクション芸人の代表格。出川と同じくリアクション芸を得意とするダチョウ倶楽部の上島竜兵は長年の盟友かつ戦友でもあり、同業のライバルでもある。
ウッチャンナンチャンとは専門学校時代の同級生で、ウッチャンのことはチェンと呼び、また、バカリズムのことはまこっちゃんと呼ぶ。
当人はウッチャンナンチャンやダウンタウンなどからは哲ちゃんと呼ばれる。
リアクション芸人、ヨゴレキャラの印象が強く、ひと頃は嫌いな、抱かれたくない芸能人ランキングの常連であったが、素はとてもいい人で、天然ボケ気味。しかし椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの持病により、体を張った芸がままならないほど健康状態が悪化したこともある。
近年はヨゴレキャラとしての演出は大分控えめになり、素の善性や天然ボケ、ポンコツぶりを前面に押し出した愛されキャラとして活躍している。
特に大人気の冠番組である「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」では、日本全国どこを旅をしていても道中や宿泊した宿に老若男女問わず多くの地元民が集まって激励や交流を行うシーンが映されており、いかに彼が多くの人から愛されているのかが窺える。
東京ヤクルトスワローズの熱心なファンとしても有名で、忙しい仕事の合間を縫って神宮球場に足を運んでいるという。
世界の果てまでイッテQ!の企画「出川哲朗はじめてのおつかい」は外国でおつかいをするという内容だが、お世辞にも高いとは言えない英語力によって数々の名言を生み出している(例:スカイママ)。
そうして視聴者を笑わせる一方、外国人だからと言ってもこれっぽっちも物怖じせずに積極的に話しかけまくる類まれなコミュ力によって最後にはおつかいを達成する。
また、番組内の企画で痛みを人工的に発生させる装置により出産の痛みを身をもって体験した為か、前述の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で妊婦の女性から安産祈願を頼まれるシーンもしばしば見かけられる。
実は・・・
意外にも華麗なる一族だったりする。
実家は横浜で明治時代から続く老舗海苔問屋で、現在は実兄が社長を務め、哲朗自身もかつて取締役を務めていたことがある(哲朗自身は、3人兄妹の次男で末っ子である)。
また、実の大伯父(母方の祖父の実の兄、哲朗の母の父方の伯父)は高度経済成長期に活躍した鉄鋼界の重鎮・三鬼隆。母方の縁戚には、昭和の名女優と呼ばれた原節子がいる(節子の姉婿が、母方の曾祖父の実の弟(哲朗の母の母方の大叔父)だった)。