飯島愛

いいじまあい

日本の元タレント。故人。

プロフィール

日本の元タレント、元AV女優である。引退前はワタナベエンターテインメントに所属していた。

本名は大久保松恵。芸名は、以前働いていた店のママが「みんなから愛される子になるように」という願いを込めて「愛」という源氏名を付けてくれたことからきている。

ホステスとして働いていた頃、六本木でスカウトされ1992年にAV女優としてデビュー。デビュー後、スタッフや木梨憲武がファンであったことから『とんねるずのみなさんのおかげです』に出演し、『ギルガメッシュないと』などテレビ番組に出演するようになった。

1994年に一般タレントに転向。バラエティ番組などで活動していた。ギャル風のトークや明るくオープンな人柄で知られ、出演の際は「お色気キャラ」として番組に花を添えるような立ち位置のほか、クイズ番組で珍回答を繰り出すなど「おバカキャラ」でもあった。

90年代後半にはゲーム『マジカルポップン』・『10101〜“WILL”The Starship〜』に声優として出演している。

2000年に半自伝的な小説『プラトニック・セックス』を出版。自身の過去について赤裸々に綴られており、映像化もされるベストセラーとなった。また、この作品の執筆をきっかけに作家としても活動を始め、性感染症予防の啓蒙活動にも熱心に取り組むなど、芸能界以外での活動も行っていた。

2007年同年3月いっぱいで持病の腎盂炎などを理由に引退を発表。その後は休養しつつ事業などを行う準備を進めていたが、2008年12月に自宅で死亡しているのが発見された。享年36歳。

当初は事件も疑われたが、警察の病理検査により、病死(肺炎)であったことが判明。

ブログは死後も残され、多数のファンからの書き込みが絶えなかったが、2015年11月1日に閉鎖された。

交際範囲が非常に広く、生前は年齢を問わず多くの人間に慕われており、ベテラン俳優の峰竜太も妻のみどりが推理小説『ビッグアップル殺人事件』の発表で、芸能記者らに多大な迷惑をかけた際にも良き相談相手になっていた。