概要
星咲高校地学部の三年生コンビで、地学部のそれぞれ部長と副部長を務める「森野真理」と「桜井美景」のカップリング。
もともと、真理と美景はそれぞれ天文部、地質研究会の部員であった。しかし、主人公の「木ノ幡みら」らが入学した年に様々な事情があり合併、天文部の部長、副部長ポストに就くことになった。
そんなふたりだが、部員の比率の問題、そして真理と美景の正反対ともいえる性格の大きな違い(マイペースな真理、真面目な美景)により、ことあるごとに衝突する(性格的に美景から始まることがほとんどだが)。
実際、真理は部活は将来へのステップアップのためと考えており、それに気付いていた美景は、ものごと、特に自分の好きなことには真面目に取り組む性格だった
実際、真理は部活は将来へのステップアップのためと考えており、それに気付いていた美景は、ものごと、特に自分の好きなことには真面目に取り組む性格だったゆえに、そんな真理の姿勢を許せず、ギスギスしていたところはあった。だが、そうした気持ちは部長として、みらやあおの入部、夢を追う姿などを見ていくうちに、真理の気持ちは変化、後述の卒業式後のできごとにつながっていく。
一方で、このふたりの関係性にはもうひとつ、美景が真理をパーソナルな面でサポートしているという一面がある。合宿でJAXA筑波宇宙センターに行った際、宇宙飛行士訓練棟の見学で、真理に対し、美景がそれとなく質問をしてフォロー(このとき、真理の夢を美景も共有していた点は、このふたりの関係性の深さを示しているといえる)したり、また卒業式の帰りで、美景が、部長として苦労していた真理を案じて、いつもそばにいると語りかけて安心させる(「関連イラスト」2枚目のイラストはこの場面をモチーフにしたもの)などが挙げられる。
このふたりの関係性の本質として、性格的には、真面目な美景が、みんなを引っ張ろうとしているように見えて、マイペースな真理がペースをちゃっかりとっている…という生真面目な人がマイペースな人の振り回されるというよくあるデコボココンビに見える。しかし、じつは美景が少し不器用、あるいは抜けているところのある真理をさまざまな面で支えている、というのがこの関係性における、ひとつの本質といえる。
むろん、素直になれない美景を、腹黒い真理が振り回している(という名のいちゃつき)という面も本質のひとつではある。
なお、星咲高校卒業後はふたりとも、同じ大学に進学している。
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一方で、このふたりの関係性にはもうひとつ、美景が真理をパーソナルな面でサポートしているという一面がある。合宿でJAXA筑波宇宙センターに行った際、宇宙飛行士訓練棟の見学で、真理に対し、美景がそれとなく質問をしてフォローしたり、また美景が、部長として苦労していた真理を案じて、いつもそばにいると語りかけて、安心させる(「関連イラスト」2枚目のイラストはこの場面をモチーフにしたもの)などが挙げられる。
このふたりの関係性の本質として、性格的には、真面目な美景が、みんなを引っ張ろうとしているように見えて、マイペースな真理がペースをちゃっかりとっている…という生真面目な人がマイペースな人の振り回されるというよくあるデコボココンビに見える。しかし、じつは美景が少し不器用、あるいは抜けているところのある真理をさまざまな面で支えている、というのがこの関係性における、ひとつの本質といえる。
むろん、素直になれない美景を、腹黒い真理が振り回している(という名のいちゃつき)という面も本質のひとつではある。
なお、星咲高校卒業後はふたりとも、同じ大学に進学している。