創設
各国警察機関が最も信頼を置くといっても過言でない一流企業でありながら、その歴史は以外にも大戦後から始まる。元は同国の企業「マウザー」を出た技術者によって1950年に創設され、1956年にドイツ連邦軍が創設されると銃火器を開発する様になる。
セールス
G3やMP5シリーズ、USPやMK23ピストル、HK416とどれも高い精度と革新的な技術を用いた優秀な火器であるが、その実で失敗作も大量に作り出しており、PSG-1やP7、G11など技術的には革新的ではあったがセールス的に振るわなかったものが多い。また、性能もいいのに採用国によっては「他国製」という理由で反発され、採用を取り消しにされるといった不遇な扱いも受けることがある。
また、樹脂製パーツを多用した設計も目立ち、VP70、XM8やUMPなどはその代表例といえよう。
「最新技術を試しては叩かれる会社」と言われる所以はUSPやG36、XM29などが出来る経緯を知ると納得できる。
代表作
HK社の看板。高い命中精度と発射サイクルから警察機関と言えばこれ、むしろサブマシンガンと言えばこれ抜きには語れないレベルの代物。
世界四大アサルトライフルの一つ。扱いやすさから新人兵士の養成が容易だった。また独自の発射機構はその後開発にも大きく寄与している。
G3をダウンサイズした5.56mmアサルトライフル。
G3やMP5と操作が変わらないため、最低限の慣熟訓練のみで運用が可能。
フルサイズアサルトライフルだけでなくSMGサイズの銃身を持つHK53もある。
NATO軍の高圧カートリッジには適さないこともあり、G3のように広く普及はしなかった。
アメリカ軍の特殊作戦群に広く採用された拳銃。USPの拡張型。蛇も愛用していた。
HK社がアメリカ軍の要望に応えて開発した。M4の古い機構の弱点を克服し、耐久性度や劣悪な環境下での確実な作動を会得している。
7.62mm版のHK417もあり、G3のマガジンや半透明樹脂のマガジンが使用可能。
G36を更に発展させたもの。銃を構成するパーツのほとんどがプラスティック製であるため非常に軽く、スコープも多機能最新鋭であり、更に銃の機構故にカスタムや調整が安易になった。プラスティック製アサルトライフルの傑作である。
複雑な機構を採用し、高価なMP5の廉価版SMG。
元々は.45ACPが扱えるSMGを求めるアメリカ軍の要望に答え、開発された。
本体とマガジンに樹脂パーツを多用するだけでなく、複雑なローラーロッキングシステムからシンプルブローバックに変更したため、MP5に比べて安価となった。
MP5に近い操作で運用可能となっている。