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Mk23

そーこむぴすとる

H&K社の傑作銃。あまりに傑作すぎて需要が少なかったが、そのコンセプトは今なお受け継がれている。民間型は「MARK 23」で、軍用モデルの正式名称は「MK23 MOD0」となる。
目次[非表示]

概要

元々は
強装.45口径弾薬を使用、サウンドサプレッサーも着脱可能、悪条件下に耐えられて主兵装となる拳銃を創れ」というアメリカ特殊作戦軍要求に完璧に応えた銃だった。
その完璧さを今から述べる。

完璧さ

  • 「3,000発撃っても壊れない(当初は6,000発)」という要望に対し、最大で15,122発、最低でも6,027発での無故障連続射撃に成功
  • フルメタル・ジャケット+強装弾である.45ACP+Pを使用できる。
  • 泥や砂を被る、凍結や油切れといった悪条件下でも正常に作動する。
  • 約20mの水深の海水に2時間放置しても正常作動。錆の出にくい素材・処理を採用。
  • 銃口にネジが切ってあり、サプレッサー(ナイツ・アーマメント製)の装着も簡単。
  • 競技銃に迫る精密性を実現。3万発射撃後も性能を維持。もちろんアイアンサイトは調節可能。
  • 可視光/不可視光レーザーサイトや可視光フラッシュライトが内蔵されたLAMの着脱するためのレールをフレームに持ち、トリガーガードにもLAM固定用ネジ穴が存在(何故かは分からないが、Pixv内ではLAM装着VerのMk23の画像はMGSのものを除くと少ない)。

という、ある人いわく「ほとんど無限に思える要求性能」を達成するという、要望以上に応える結果とはなった。

欠点

  • 大きく、重い

一応サイズや重量も要求された範囲内である。
特殊作戦では拳銃が主兵装になる状況があるだろう』という想定のもと、この拳銃は計画された。
具体的にはライフルカービンでは取り回しに難のある車内・室内での戦闘や、敵の歩哨や軍用犬をひそかに排除する必要があるようなシチュエーションである。実際イラク・アフガンでは車両移動中に襲撃された特殊部隊員が、小銃の代わりに拳銃で応戦する例も多かった。
しかしそういった状況があることに鑑みても、ライフルなどを装備した上で、そのサイドアームとして持ち歩くには重くて嵩張りすぎた。
これは通常の軍用拳銃の運用、すなわち予備火器としての面で致命的な欠点である。
ウィルコックス製のLAM(当時は現在の拳銃用タクティカルライトやレーザーモジュールほど小型軽量ではなかった)とKAC製フラッシュ・アンド・サウンド・サプレッサーも付ければ更に大きく重くなる。

そんな予備火器として携帯するには不便な銃の代わりにはM1911MK24M11などの銃が使われた。
とにかく、玄人…いや、変態向けの銃である事に間違いはない。実際、かつて米陸軍特殊部隊に勤務していたというとあるオペレーター曰く、「この銃を武器庫の外で見かけたのは、長いキャリアの中でも一度きり(ある将校ホルスターに挿していたという)だった」そうだ。

  • 高価
高いと軍最大の敵の総攻撃を受けるという問題がある。これはかの「さいきょうのせんとうき」も抱える問題である。
一挺で2,000ドルを超え、サウンドサプレッサーやナイロンホルスター、そして高価なLAMまで入れたフルセットとなれば相当な価格となる。
民間型も同様の値段であり、映画「マーキュリーライジング」等で値段がネタにされたほど。


初期の規格乱立期のアンダーレールという事もあり、現在の主流である20mmレールとは違う独自規格のため、多く売られているモジュールの装着がそのままでは出来ないという欠点もある(これはメーカーがその気になれば直ちに是正可能であり、実際に汎用の20mm幅に変える部品がある以上は欠点の内には入らないが)。


そのオーバースペックな性能から、とかく悪評ばかり取り沙汰されがちなソーコム・ピストルだが、実はその性能を高く評価した部隊も存在する。かの有名なネイビーシールズと、その小型潜水艇(SDV)チームである。
潜水作戦・上陸作戦に従事する頻度の高い彼らの装備は、必然的に海水や砂泥へ著しく曝されることになる。他の武器ではともすればアキレス腱となりうる過酷な水中・海上環境において、Mk.23はその優れた精度・信頼性・隠密性、そして複列マガジンとレーザーモジュールから来る高い致死性を遺憾なく発揮したという。

なお、開発に当たって複数社によるトライアルが行われ、参加社の一つであるコルト社が用意した銃はコルトSOCOM(ダブルイーグルベース)とオールアメリカン2000(ユージン・ストーナーとリード・ナイツが設計)だった。

スペック

要求内容
重量マガジン無しで1.2Kgマガジン無しで1.3kg以内
全長245mm(マズルアタッチメントなし)250mm以内
口径.45口径.45ACP+Pの使用が可能


M1911で重量およそ1.1kg、デザートイーグルが全長269mmなので、元々結構なオーバーサイズの銃が必要とされていたことが分かる。

後継銃

MARK23に続く.45ACP弾を使うH&Kの拳銃はUSP45が登場した。
これはドイツ連邦軍特殊部隊でP12として使用されたほか海外でも使用されている。
その後しばらくHKピストルでは.45AUTOのものは出なかったが、HK45が最近登場した。
両方ともMARK23と比べると軽く普通の大きさで、値段も普通であり、これによりMARK23は.45口径の主力製品の座から降ろされた(特にUSPはMk23の原型の為、代替わりといえば聞こえが良いか)。

軍用銃としては計画のみであるがUSP45CTをベースとした銃をMk23Mod1として採用する案があったが白紙化、MK24として市販品のHK45C V3にアメリカ製銃身を組み込んだものを使用している。

また近年(2020年現在)の米国特殊部隊では、グロック系列を筆頭として拳銃に各種の光学照準器(ダットサイト)・サプレッサーやコンペンセイター・レーザーサイト・タクティカルライトおよびそのマウントなどを装着し、まるでプライマリ・ウェポンのように扱う使用例が多数見られている。
アメリカ陸軍を筆頭に四軍でM17及びM18として採用されたP320や新しいSOCOMピストルであるMk27Mod2に至ってはフラッシュライトやサウンドサプレッサーの搭載だけでなく、スライドへ直接マイクロダットサイトの搭載が可能となっている。P230は特殊部隊向けでないので一般の兵士も同様に扱う事も可能となっている。
ソーコム・ピストルの目指した「攻勢拳銃(Offensive Handgun)」のコンセプトは、現代に至るまで脈々と受け継がれていると言えるだろう。

エアソフトガン

東京マルイが固定スライドガスガンとエアコッキングガン、SⅡSが固定スライドのみ、KSCがガスブローバックガンとして商品化している。
LAMと専用のサプレッサーをセットで商品化しているのはマルイのみである。

KSCの製品はアクセサリはすべて別売りではあるものの、発売当時はウィルコックス製のLAMモジュールを国内仕様としてレーザー機能を除去したものを正規代理店として販売を行っており、Mk23以外の銃にも乗せれるLAMマウント、実銃用ホルスターなども扱っていた。(現在は各実物アクセサリの取り扱いは終了)。KAC製サプレッサーをモデルにしたサプレッサーは消音材としてスポンジを用いずにバッフル構造を再現したパーツを用いた構造となっている。また、バリエーションとしてMK23 MOD0、民生型MARK 23、MGSにも登場したプロトPhase2、10歳以上向けのU-18があった。

東京マルイの製品に関しては当初は『MGS2』とのコラボ商品として出す予定だったが、アメリカ当時多発テロが起きたことによる自粛で白紙となってしまい、その後にコラボモデルではなく普通のモデルとして商品化された。
銃本体はMSGコラボが考えられていたこともあってプロトPhase2、LAMはITI社製のトライアルモデル、サプレッサーはKACの量産品をモチーフとしたものが付属している。固定スライドなのでデコッキングレバーはダミーとなっている。
サバゲーではサイズこそ大きいが静音性が非常に高い為、消音に重点を置いたカスタムで使用されることが多く、中には光学サイト用マウントやストックなどを付けて宇宙戦艦一歩手前となっているものも。
エアコッキングガンに関しては固定スライドのカスタムパーツを無加工で装着できる。

SⅡSの商品に関してはマルイのものをややチープにしたような印象で細かい形状もほとんど同じである。

KSCのガスブローバックガンは現在絶版で流通在庫のみとなっており、ブローバックするMk23としては唯一のモデルである。また、ネジの規格は同じなのでマルイのMk23のLAMとサプレッサーを装着したり、逆も可能である。

使用者

若かったあの頃の蛇


同作品に登場する人物は一項目に複数表記する。

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