その瞳、天上天下森羅万象を見通し付き従える。
久遠の少女はその力で空の浮上を一掃し、無垢なる子供達を安寧へ導かん。
「わたくしはレイ。スーオファミリーのボスよ。
……ふふ、親しみを込めて、『ママ』って呼んでもいいのよ。」
概要
レアリティ | SSR |
---|---|
属性 | 闇(リミテッド) |
タイプ | 特殊 |
武器 | 杖・刀 |
種族 | ハーヴィン |
CV | 茅野愛衣 |
年齢 | 不明 |
身長 | 74cm |
趣味 | 架空の物語を楽しむこと |
好き | 赤ん坊の相手 |
苦手 | 自分の力を行使すること(圧倒的な力で物事を解決することは好ましくないと考えている一方、 今はそれも仕方のない状況であると考えており、表面上はともかく内心では苦渋の決断をしている) |
こくう、しんしんに登場するキーパーソンの一人。
一大組織であるマフィア"スーオファミリー"の長。
広大な人脈と多くの分野に関わっており、組織間の調停役なども務めることもある。
身長よりも長い黒髪をなびかせて、常に瞑目しているハーヴィンの女性。
黒いレオタードのようなコスチュームの上に、十天衆の衣装と似た白い装束を羽織っている。
メーテラらのように飛翔術を体得しているのか、常に浮遊している。
2月29日更新のレジェンドフェスで追加され、リミテッドシリーズとしての登場となった。
経歴
作中においては、マガザンの襲撃を退けたあとの星屑の街の管理者(いわゆるケツ持ち)として、ウーノがエッセルとカトルに対して推薦した人物。
見た目は若々しい女性に見えるものの、両親を喪った若かりしウーノを引き取って育てていたこともあり、十天衆の中では年長者であるウーノに対して「私から見たらまだまだ子供」と言ってのける。
それもそのはず、彼女は数百年前に終結した覇空戦争下から生きている超長寿の存在である。「こくう、しんしん」現在、封印されていたわけでもなく戦中から存命していると明言された空の民はレイのみ。判明している中での最長寿は212歳のマルキアレスだが、それを凌駕する程の時を生きている(「魂」の概念では1000年以上前より肉体の換装や封印などの経緯で存命しているカリオストロが最長寿だが、レイやマルキアレスは「一つの身体」で長い時を生きている)。
戦争中に多くの子供たちを引き取り、教育などを施して送り出してきた。スーオファミリーが多数の工場や商会を傘下に持つのもこのためで、レイの娘や息子といえる存在が各地で活躍している。暴力を嫌うものの、それを抑制するためにも暴力が必要ということを否定せず、マフィアの大長老に収まっている。この思想は同じく彼女に育てられたウーノも継承し、十天衆を組織する大きな理由となっている。そういう意味では十天衆の原点とも言えるだろう。
性格
とても穏やかな性格。その素性のためかどんな相手も「子供」として見ており、時に優しく、時に厳しく接する。偉大なる『母』を感じさせる。
暴力根絶を目指してはいるがその暴力を否定するだけのロマンチストではなく、現実を踏まえた上で行動するリアリスト。星屑の街の子どもたちの処遇に対して、カトルとエッセルに現実を突きつけた。その上で二人の覚悟を試し、結果としてケツ持ちを承諾する度量の持ち主でもある。
事件が一段落した後も前述の件もありカトルからは蛇蝎の如く嫌われ、直接的な罵詈雑言まで吐かれることもあるが、それを案ずる側近に「いいじゃない、可愛いものよ。」「反抗期の子はああいうものよ。」と返すなど正に子を見守る母のよう。
能力
閉じている目を開眼すると、そこには白目が存在せず、多くの輝きを持つ星空のような瞳が姿を現す。
それによって多種多様な能力を扱うことができるようで、作中では若年とはいえ十天衆の一角であるカトルの肉体を自在に操りエッセルと戦わせる、十天衆総出で戦わなければ抑え込めないムゲンを眠らせるなど、非常に優れた魔力を持ち合わせていることが描写されている。
この『対象を操る能力』は戦闘中のアビリティでも発揮している。
プレイアブルとしての能力
奥義 | 五眼掌握・寂光浄土 | 敵に天網の星眼を付与/強化効果を1つ消去/弱体耐性DOWN/光属性攻撃DOWN/連続攻撃確率DOWN |
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1アビ | 阿頼耶識 | 自分以外の闇属性キャラ単体を操り、ターン進行時に攻撃行動を2回行わせる ◆再使用で解除 |
2アビ | 解脱 | 自分とサブメンバーの一人を入れ替える ◆入れ替えた闇属性キャラを操りステータス大幅UP/防御DOWN |
3アビ | 白眼視 | 敵全体を操り、敵が与える属性ダメージを0にする |
4アビ | 天の逆手 | ターンの進行時に経過ターンを5ターン進める ◆自分がバトルメンバー時のみ 使用可能:10ターン後 |
サポート1 | 悟りの智慧 | レイが敵か味方を操っている間は攻撃行動をしない |
サポート2 | 子を見守る母 | 闇属性キャラが天網の星眼状態の敵に対して奥義性能UP ◆自分がサブメンバーにいる場合でも発動 |
自身の代わりに味方を多く行動させる、能動的にサブメンバーと交替する、敵の属性ダメージ
を0にする、ターンを加速させると非常にユニークな効果が並ぶ。
いずれも何かを操ることで効果を発揮させており、レイの特徴が表れている。
この影響か交替する2アビを除いてレイ自身がバトルメンバーに含まれていないと効果が消失する。戦闘不能はもちろんのこと、交替する2アビや一部特殊効果による強制交替でも効果が消えてしまうため注意。
また、どのアビリティも大なり小なりデメリットが存在し、考え無しに使うと返って危機をもたらすこともある。
奥義もダメージが無い代わりに多数のデバフを付与するというもの。
攻撃アビは無く、回復アビも無く、直接の戦闘能力に限っては特筆すべき点はない。
が、「アビリティも奥義もデメリットを補って余りあるほどメリットが大きく、パーティに絶大な恩恵をもたらす」性能を有しており、適切に扱うことで輝く超特殊なサポーターとなっている。
また、この特殊すぎる性能も相まって代わりとなれるキャラは存在せず、レイ独自のポジションを獲得している。
名前
こくう、しんしん が十天衆にフォーカスを当てたイベントであること、レイ自身は十天衆ではないものの大きな影響を与えている存在であること、そして十天衆は全員現実世界におけるなんらかの言語の1~10をもじった名前であることを考えるとレイの由来は"零"であろう。
加入の条件となる武器シューニャの形状もそのまま「0」である。
余談
中の人は、メインストーリーに登場する黄金の騎士も担当している。現状ではプレイアブル化していないが……。
そして、その黄金の騎士よりも早くプレイアブル化し、リミテッド実装されたのは上述通りである。仮に黄金の騎士がプレイアブルするとすれば、もう一方のグランデフェスだろうか。
……と書いていたのだが、2020年9月16日のグランデフェスで本当に実装された。
使用タグ
レイ(グラブル)の使用をお願いします。
レイやレイを含む名前のキャラや単語は非常に多く、レイとだけ記した場合検索が困難になります。
グラブル、グランブルーファンタジーを同時に使用してもグラブルだけでもエゼクレイン、レディ・グレイ、フィルレインなど多数おり検索の利便性を欠きます。
関連タグ
ヘレル・ベン・シャレム:こちらもリミテッド繋がりで、ある時代に関して関連性のあるキャラ。
黄金の騎士(グラブル):上述通り、中の人繋がり。