概要
『超力戦隊オーレンジャー』と『忍者戦隊カクレンジャー』のクロスオーバー作品であるスーパー戦隊Vシネマ第1作。正式タイトルは『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』。
当初はオーレンジャー単独で制作する予定だったが、プロデューサーの吉川進の提案で前年の戦隊である『カクレンジャー』との共演が決まった。カクレンジャー側はサスケと鶴姫だけ登場する予定だったが、他のキャストも出演を申し出て初期メンバーが全員揃うことになった。
最終回で失われたドロンチェンジャーをメンバーが所持していたり、オーレンジャー側のロボが全て出揃っているのに対し、ブロッカーロボに倒されたはずのバッカスフンドが健在であるなど、両作品のテレビシリーズでの展開とは一部矛盾する描写もある。
今作は非常に好評であり、翌年以降も製作が決定。その後も現行戦隊と昨年の戦隊の競演を定着させた。
ストーリー
マシン帝国バラノイアの皇太子ブルドントは、父である皇帝バッカスフンドとともに「どちらが先にオーレンジャーを倒せるか」という勝負を行う。
バッカスフンドは自身の歯車を使ってマシン獣バラハグルマを製作。ブルドントはオカルト科学により、妖怪オンブオバケを製作する。
マシン獣と妖怪の二つの勢力にオーレンジャーは苦戦を強いられ、オーレンジャーロボとオーブロッカーを奪われてしまった。
この危機に際し、三浦参謀長は妖怪退治のスペシャリストを招集する。それはかつて妖怪軍団から地球を救った忍者戦隊カクレンジャーだった。
二大戦隊はタッグを組み、最大の危機に立ち向かう。