概要
警察官による交通整理(強制力がある)、交通誘導員(警備員)による交通誘導(強制力は無い)に用いられる。
警察官が使用している物(地域課が警ら用自転車のフロントフォークに刺していることが多い)の発光部分は、警棒代用にできる硬さである。(警備員は使用できる警戒棒の重さ、長さなどの規制で装備できない)
1970年代に警備業ができ、交通誘導警備部門の夜間業務用に使われたものや、警察交通課などの夜間検問で使用した車両停止灯は、LED登場以前だったため、懐中電灯に赤いシェードをかぶせたものだった。形が似ているから「ニンジン」の別名がある。(小さいカラーコーンに懐中電灯、裸電球などを入れて振ったから、という説もある。)
青色は地域安全パトロール用(町内会などの防犯ボランティア、自治体が依頼した警備会社の警備員による徒歩巡回)、緑色は鉄道が関係する建設現場での車両誘導(赤色は列車に対しての「停車」の信号と誤認させるため使えない)、夜間は赤色だと自動車のテールランプに紛らわしいので黄色を使用している警備会社もある。
なお、交通誘導員(警備員)が使う誘導灯の色、形、長さなども警備業法に基づき、所轄都道府県公安委員会…警察の生活安全課経由…で届け出た物でないと使えない(ことになっている)。個人の員数外装備で長さ、形式の違ったものを使っているケースは多々見られるし、2本装備の「二刀流」での一人片側交互通行を行ったりもするが…。
ライトセイバーやリボルケインのようなビームソードを彷彿させる形状をしており、ヒーローが使う武器のモチーフに取り入れられることもある。