不破雷蔵
ふわらいぞう
概要
温厚な笑顔が印象的な優しい性格の先輩で、下級生の面倒見も良い為乱太郎達から慕われている。
まじめで「沈着冷静、頭脳明晰、成績優秀」と下級生に評価される程に優秀なのだが、何かと迷い続ける悪癖があり考え疲れてその場で眠ってしまったりする。このことからも、名前の由来が付和雷同だと思われる。
得意武器は印地であり、接近戦を得意とし遠距離への対応力に欠ける五年生皆のバランスを取るため、山田先生と猛特訓を積んで技を会得した。
優柔不断である一方、大雑把な一面も持ち合わせているため思考は結構アバウトである。
バラバラになった巻物をなんでもいいから繋ぎ合わせようとした結果、三本だった筈の巻物が一本になってしまったことも。(26巻)
迷うという悪癖のため、雑渡昆奈門からは「夕食のメニューですら迷い続けるなら忍者に不向き」と言われてしまったが、補習授業(51巻)を経てある程度の決断力は身についた。
もっとも、状況や経験を基に決断しているため、夕食等では相変わらず迷い続けている。
18巻で行われたサバイバルオリエンテーリング後には一年は組担任の山田先生から、不破雷蔵は真面目すぎてそこが弱点だったが、この際茶目っ気が身についたとも言われている。
上級生の中では比較的珍しく作中で成長する姿を見せるキャラクターである。
湿気が苦手で河原など湿気のある場所にいると髪の毛が膨張してしまう。
一人称は「僕」。(目上に対しては私) ↑鉢屋三郎はヘアピースである。
同じクラスの鉢屋三郎に何度も顔を無段で使用されていくうちに、周囲からは
「五年ろ組の名物コンビ」と評される仲になった。
何故自分の顔をかりるのか気にする事もあるようだが、三郎に顔を無断で使用されることに対して怒ったり、不快感を表したことは一度もない。(せいぜい苦笑程度)
仲が良く行動を共にしている事が多い。