概要
「かぶき町の暴君」の異名を持つ、溝鼠組の若頭にして泥水次郎長の部下。
西郷特盛や次郎長が一線を退いていることもあり、現役ではかぶき町最強と目され最も恐れられている。
髪型は七三分けで、7対3を「黄金比」と称えるこだわりがある。
モットーもそれになぞらえて、「三借りたら七返す」というものである。
愛犬のメルちゃん(メスのダックスフント)にはメロメロの愛犬家でもあり、ヤクザながらもどこか憎めない人物である。
初登場時こそ、本城狂死郎と八郎に理不尽な因縁を付けたり麻薬取引を持ちかけたりなどヤクザらしい冷酷さを見せていたが(アニメ版では取引内容が高天原の用心棒を引き受ける代わりに高額のギャラを要求するという内容に変更)、銀時達に敗れた際は潔く身を引いたり、勝男自身は麻薬を嫌っていたり(アニメ版ではしつこいことが嫌い)、溺れた自分たちを助けた定春にメルちゃんとの交際を認めてあげようとしたり、かぶき町野良猫篇ではマタタビ星国王の取引で野良猫を回収していたが国王の目的そのものは嫌悪し逆にホウイチを紛れもない野良猫の中の王として認めたりと、ある程度の義理人情を持ち合わせている。銀魂のキャラらしくノリも良く、割り込んできた八郎の母と成り行きで柿とピーナッツの割合について激しく討論したりしている。
泥水次郎長が一線を退いたため現在彼が溝鼠組を取り仕切っており、かぶき町四天王の代行の一角を務めている。
ちなみにモデルとなった黒駒勝蔵は次郎長の部下ではなく最大のライバルであり、赤報隊事件の時に新政府に処刑されている。