「全ての害悪は私が振り払おう。」
概要
高い回復能力を持つ★5重装。
プロフィール
元騎士の重装オペレーター。装備とアーツ能力を駆使し鉄壁の守りを誇る。
信じる騎士道精神を貫き、感染者達に希望を与えるためロドスへ参加した。
「いついかなる時も、この力は苦しむ者を救うためのものであると、肝に銘じよう。」
人物
感染者援助団体「使徒」の一員。本名マーガレット・ニアール。「耀騎士」の称号を持つ。
シャイニング、ナイチンゲールは仲間で、経歴上は二人の後輩にあたる。
カジミエーシュの貴族二アール家の令嬢だったが、訳あって家元を去り、現在は使徒に身を寄せている。ブレイミシャインは実の妹で、ウィスラッシュは叔母。
本編では序章および一章にて登場。ファウスト、メフィスト率いるレユニオンの部隊に囲まれ、窮地に陥っていたアーミヤ達の前に現れ、加勢した。Aceとの連携でファウストの猛攻を凌ぎ、アーミヤ達が撤退する時間を稼いだ。
レユニオンとの戦いでは、メフィストの行動を分析しその目的を見抜く、ロドスの隊員が手も足も出なかったファウストの狙撃をギリギリだが防いで見せるなど、耀騎士の名に恥じない活躍を見せた。ほかレユニオンはピクニックに来ているという冗談を真に受けて、真面目に考え込んでしまうというコミカルな面も見られた。
二章以降は姿を見せなくなるが、作中の発言によればドーベルマンと共に特殊な任務に当たっているとのこと。
過去
イベント「マリア・ニアール」ではニアールの妹ブレミシャインと、叔母ウィスラッシュが主役に抜擢され、それに関連してニアールの過去も掘り下げられた。
カジミエーシュではレース、剣の打ち合いなどで得点を競い合う「騎士競技」が古来より盛んであった。しかし昨今の騎士競技ではスポンサー企業がのし上がり、不正や陰謀が横行し、騎士達がそうした企業群の宣伝道具に成り下がるなど腐敗が続いていた。
ニアール家はそうした騎士競技、およびカジミエーシュの体制に否定的であり、ニアールことマーガレットも同じ考えであった。しかしある時、ある信念のために家族の反対を押し切り、騎士競技に出場する。
当時から抜きん出た実力を持っていた彼女は、他の騎士達を押しのけ史上最年少の優勝者となる。
しかし感染者であることを隠して競技に参加していたことが世間に露見、界隈から、ひいては故郷からの追放処分を受ける。後に感染者の参加を認めるよう規則が改定されたものの、マーガレットの復帰が許されることはなかった。経緯は不明だが、その後使徒、そしてロドスへと至った模様。
感染者という立場、追放という重い処分に反して、騎士競技では「耀騎士」は英雄的存在として扱われており、マーガレットの後継であるブレミシャインの姿を見た騎士達が口々に彼女の名を出すなど、界隈を去った今でもその人気は高く、根強い。
ニアール家においても、現当主の叔父ムリナールからは理想の違いから快く思われていないものの、妹と叔母からは変わらず家族として尊敬されている。
当時から誇り高い性格だったようで、「騎士とは大地を照らす崇高なる存在だ」とブレイミシャインに語っており、彼女はそんな姉の姿勢を誇りにしていた。
ネタ
ケンタウロス?
序章における下部が見切れた立ち絵、下半身が隠れる衣装、後方に持ち上がるスカート、たくましい馬の尻尾などの要素から、初見で彼女のことをケンタウロスだと勘違いしてしまうドクターが続出した。無論、彼女は人外娘ではなく人間体である。
実際にそのオペレータを入手するまで全身絵を確認できない仕様も、この勘違いぶりに拍車をかけた。中には「ケンタウロス娘のオペレータがいるんだ!」と淡い期待を抱き、そして散っていったドクターもいたとか。
インカムの位置
獣耳とインカムの位置が合ってないことが、突っ込みどころの一つとして知られる。
フランカ、プロヴァンス、スチュワードなど明確に耳が4つ描かれているオペレータが複数存在することから、ニアールもその一人で、人間耳の方でインカムを使っているのだと思われる。
それはそれで突っ込みたくなるが、耳を塞いで聞こえない振りをするアーミヤに対し、ケルシーが「それでも聞こえるだろう」と突っ込む描写がある(もう2つの耳は塞いでないから)ので、耳が4つあるのはアークナイツの世界においては一般的なのだろう。
余談だが公式の「プロデューサーQ&A」では、獣耳と人間耳の両方があるオペレータはどちらの耳を使っているのかという質問が取り上げられ、「同時に使っている」という回答がなされた。