南北朝鬼ごっこ『牛鬼』牡丹
概要
『逃げ上手の若君』第5、6話に登場した猪。
人肉の味を憶え、人間を狩る事を憶えた、正に魔獣。「諏訪の主」であるかのような凶暴さ、左右二本ずつ突き出した牙と矢も通らぬ巨体を持つ猪であり、その風貌は某アニメの乙事主を思わせる。
その猛威たるや、紙一重で逃げまわる時行をして、「こんなのが出るのか!」「諏訪怖い!!」と、恐怖を抱かせるのに充分なものであった。
しかし時行に仕える3人の郎党、雫・狐次郎・亜也子の、主人を囮にした作戦の末、崖から転落し、その下の鋭利な黒曜石の槍に串刺しになって絶命する。
雫は「太古の獣の生き残りで家族もおらず、魔道に堕ちたのだろう」と憐れんでいた。
なお、時行たちが露天風呂で戦いの疲れを癒している間に、その肉は諏訪頼重が勝手に完食してしまい顰蹙を買った。