概要
ウトゥック(Utukku)とはバビロニア神話に登場する精霊もしくは悪霊の総称で、日本の創作ではウトックやウストックとも表記され、ウドゥグ(Udug)とも呼ばれる。
その姿は人間と変わらないとされることが多いが、半人半獣の姿として描写される場合もある。
生前にきちんと埋葬されなかった者がなるという悪霊はエキンムやエディンムと呼ばれ、手にした剣で妻や子を傷つけ冥界に連れ去るという悪霊はガルラと呼ばれる。
創作での扱い
- 水木しげる作品
※メイン画像
ウストック表記で『妖怪《世界編》入門』に、イラク出身で手にした剣で人を傷つける骸骨馬に乗る悪霊として紹介された。
犬目線で小言を言うのが趣味の白犬姿のメギド。元は黒犬のメギドでマモンに引き抜かれて以来、主に仕える陰の者としてイヌーンという偽名を名乗っている。
→ウトック
- 魔界学園カタストロフィ
「虹無羅ウトゥック」として登場。