概要
冥鳳島十六士の一人「劉菘胠(りゅう ずいきょう)」が使用する冥鳳島超奥義で、真上から落下してきた大岩を「破っ!!」の気合いと共に粉砕する超威力を誇る頭突き。
劉菘胠は男塾第三の助っ人江田島平八に頭突きのみで戦う頭槌鐘砕究極の決闘を挑むが、修行で鍛えたはずの頭槌は江田島の生まれついての石頭に全く歯が立たず瞬く間に粉砕されてしまった。
頭槌「詳細」
あらゆる格闘技において 手足につぐ人体第三の武器は頭である
しかも その破壊力は手足をも凌ぐ場合がある
中国拳法に於いては ことのほか重視され 武道家達は 頭を鍛えることに精進した
その修行方法の究極が頭槌鐘砕であり これは寺院の鐘を撞木のかわりに頭で突くという荒業であった
これを極めた者の頭は瘤が固まり 骨も変形し 金槌のような強度・形態を有したという
中でも 達人中の達人の突く鐘の音は なんと 周囲十里(約40km)にまで鳴り響き
大晦日の除夜の鐘や 災害時の警報としても役立った
民明書房刊『誰が為に鐘は鳴る』より
ちなみに、引用された本の誰が為に鐘は鳴るはアーネスト・ヘミングウェイの名著誰がために鐘は鳴るのもじりである。
余談
『男塾外伝 伊達臣人』では万里の長城の決戦において、伊達を応援すべく大林寺がこれを行っている。