「5人揃わぬチェンジマンなど、敵ではない!」
「やったぞ!これでチェンジマンも終わりだぁ!」
CV:岸野一彦
登場話: 第27話「ゲーター親子の夢」
データ
身長/231m (巨大化時/54.1m)
体重/304g (巨大化時/1216t)
概要
上半身が岩のようになった、昆虫や宇宙人を思わせる姿の宇宙獣士。亜空間ギロムホールを発生させ、敵のアイテムを奪ったり、敵を閉じ込めてダメージを与えて放逐したりすることが可能。また、口からはギロムファイヤースイングなる白い衝撃波を放つ。
地球守備隊エネルギー研究所が新たに開発したプラズマエネルギー発生装置を強奪し、同じく奪ったグリフォンズーカをより恐ろしい兵器にしようとした。
しかし、それはチェンジマンを誘い出す表向きの罠にすぎない。真の目的は、「チェンジマンを罠にかければ夫である航海士ゲーターを故郷・ナビ星に返す」とギルーク司令官に唆されたゲーターの妻・ゾーリーと組み、チェンジマンを倒すことにあった。
活躍
副官ブーバやヒドラー兵と共に研究所を襲撃して装置を奪い、追跡するチェンジマンを口からの赤いエネルギー球で攻撃。ギロムホールを駆使してチェンジグリフォンのグリフォンズーカを奪いブーバに与え、ギロムファイヤースイングでチェンジマンを吹っ飛ばす。
遺跡のようなアジトにてプラズマエネルギーを注入してグリフォンズーカを強化し、ズーカを取り返しに踏み込んだチェンジグリフォンを閉じ込め、ヒドラー兵が投げ込んだ爆弾2発で彼を始末した。
その後はブーバ、ヒドラー兵と共にグリフォン以外の4人を襲撃し、ギロムホールでチェンジソードを奪ってヒドラー兵に貸与。そのまま追い詰めるも、爆発の寸前で変身したことで一命を取り留めたグリフォンが参戦するや形勢逆転。エネルギー球で攻撃し、ギロムホールにチェンジマンを吸い込んでダメージを与えようとするも通じず、パワーバズーカを喰らい敗北。
直後ギョダーイの再生巨大化光線を浴びて再生・巨大化。
ギロムホールからの赤い電撃でチェンジロボを攻撃しつつ吸い込まんとするも、ホール展開中に膨張と収縮を繰り返す両頬が急所と見抜かれ、チェジロボミサイルを両頬に打ち込まれるとホールは爆発。そのまま電撃剣スーパーサンダーボルトを受け爆散した。
余談
ギロムホールにチェンジマンが吸い込まれる直前、彼らを抑えていたヒドラー兵が犠牲となり、首から下がペシャンコとなった哀れな姿を晒した。
モチーフはアメリカのイラストレーターであるエド・カーティア氏の描いたベムの画だと思われる。
元の絵では脳を思わせる柔らかい部分が岩石風のデザインに置き換わっており、秀逸なアレンジといえよう。