CV:潘めぐみ
概要
人類軍ペルセウス中隊所属のファフナーパイロット。7月21日生まれ。愛称はアイ。
主な乗機はトローンズ・モデル「ラファエル」。
ファフナーパイロットの適性や同化への耐性が揃って高い上にエスペラントの素質も持ち、ジョナサン・ミツヒロ・バートランド、ビリー・モーガンとともにハワイの激戦を生き延びて中隊に転属、竜宮島を訪れる。
功績ある人物を敬う気持ちが強く、ミツヒロに出会った頃は彼を「偉大な研究者ミツヒロ・バートランドの息子」として見ていたが、ミツヒロの人となりを知るにつれ、彼個人に対する好意を育んでいった。
自分をファフナーに乗れるようにしてくれたマカベ因子の提供者である真壁一騎にも強い感謝の念と憧れを抱いており、初対面にもかかわらず一騎に「アイとお呼びください」と告げ、一騎を驚かせている。
シュリーナガルでの戦闘の際、ディアブロ型に同化されかけ、遠見真矢に自分を撃つように懇願するが、直後に参戦した一騎の祝福によって救われる。
ビリーほどではないが、人当たりはよく、派遣組パイロット達とは良好な関係を築いていた。真矢とは偵察などで共にすごす時間が多かった為、特に親しくなり、自身もハワイで同化された仲間を撃った経験があることから、人を撃ってしまった事で悩む真矢に「今度人を撃たなければならなくなった時には私が撃つ」と気遣いを見せた。(もっともその気遣いが逆に真矢が「自分の手を汚す」決意をしてしまうきっかけの一つとなってしまったが)
交戦規定αが発令され、人類軍からもフェストゥムからも追われ続ける状況に徐々に心身を疲弊させていき、21話では想いを寄せるミツヒロに泣き縋るほど不安定になっていた。
直後の戦闘で、グレゴリ型に操られそうになったミツヒロに「自分を撃て」といわれるが、撃つことが出来ず、逆に完全に操られたミツヒロにコクピットを撃たれて戦死する。
後にアザゼル型ベイグラントのコア(=グレゴリ型)によって、姿を模して心を宿した存在が生成され、ミツヒロに「愛する者」として与えられるも、海神島侵攻の際、一騎の攻撃からミツヒロを庇って深手を負い、一騎を道連れにすべくフェンリルを起動、自爆した。