元々将棋でよく使う言葉であり将棋では相手を詰ませる事が目的である。
将棋の場合はどのように動かしたとしても次の相手の手番で王(玉)が取られてしまう状況になった場合に詰み、となり詰みになった方が負けとなる。実際の対局では詰みになる前に投了(負けを宣言)する事が多いが多くの場合どうやっても負けが確定する=最終的に詰みとなるために投了する、というケースが多い。
チェスではチェックメイトと呼ばれるが意味合いはほぼ一緒である。
これらの事から転じて「どうにもいかない状況」の事を詰みと言う事がある。これはゲームだけでなくネットではよく使われる表現である。
例としては「ニートだけど親が死んだ」→「詰んだな」のような具合である。
ゲームでは詰んだ、と言うと上の将棋同様にどうにも出来なくなった(死亡、ゲームオーバーが確定など)場合が多い。また麻雀などの場合安牌がない状態等、完全にどうしようもなくはないが自分として危険な状況に追い込まれる事も詰んだ、等と表現する場合がある。