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ババ抜きの編集履歴2021/05/22 12:36:24 版
編集者:問A.
編集内容:加筆しました。
センシティブな作品

概要

代表的なトランプゲームのひとつ。

英語圏ではオールドメイド(Old Maid)と言われ、ババ抜きの名称はここから来ている。ジョーカーのことを「ババ」と呼ぶようになったのもこれが由来である。

運の要素が大きいゲームだが、特にフィクションにおいてはポーカーフェイスが下手すぎて負けることがよくある。また、ババを引かなければ負けないためカードに印をつける、自然についた傷を覚えるといったイカサマが効果的。

遊び方

①準備:トランプ一式52枚にジョーカーを1枚加えた53枚を利用し、

全てのカードを同じ枚数になるように全てのプレイヤーに均等に伏せたまま配る。

プレイヤーはカードを確認し、同じランク(数字やA、J、Q、Kのこと)のカードがあった場合は2枚を1組にして場に表向きに捨てる。

②ゲーム開始:全員、同じランクのカードが無くなったら、ゲーム開始。

順番はカードを配った人の左隣の人から時計回りで行われる。

右隣のプレイヤーのカードを任意に1枚引き、そのカードを確認した上で同じランクのカードがあった場合は2枚1組にして捨てる。

同じランクのカードがなかった場合やカードを捨てた後は左隣のプレイヤーに1枚カードを引いてもらい同じようにこれを繰り返す。

③勝敗:カードが無くなったプレイヤーはその時点で勝ち抜け、順番を競う(いちばん早いのは、カードが配られた際にすべてペアになっている状態である)。

手札にカードがなくなれば、カードを引く行為はしなくていい。

最終的にジョーカーを持っていたプレイヤーが負けとなる。

トリビア

元々はOld Maid(適齢期を過ぎた未婚女性)ということからクイーンを1枚抜き、1枚のクイーンにはペアがない(相手が居ない)ということで名づけられたゲーム。その為、本来のルールではジョーカーを加えるのではなくクイーンを1枚抜き51枚でプレイする。

世界中に普及しており、各地でさまざまなバリエーションが存在している。各地のルールを紹介している英文サイトなどで「日本のアニメにもしばしば登場するが、日本式のルールではジョーカーを加えてプレイするので注意」などと書かれていることもある。

また、アレンジルールとしてジョーカーを加えず裏返した状態で1枚を無作為に抜き、それを最後まで伏せた状態でプレイするという「ジジ抜き」と呼ばれるゲームも存在する。

こちらの場合はババ抜きと異なり終盤までどのカードがペアがない(ジジ)かが分からない。

比喩表現として運悪く損害を被る事を「ババを引く」というがこれはこのゲームからの言葉である一方で、関西弁で「最低」の意味もある。

ババ抜きが登場する作品

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』:物語終盤、野原一家との踊りの勝負に敗れたマカオとジョマが仕切り直しとして提案した。勝負には勝ったが、自分たちの弱点を知られてしまう。

とっても!ラッキーマン』:「H-1グランプリ編」友情マンスペードマン戦で行われ、ババ抜きとは思えないほどの死闘を繰り広げる。

嘘喰い』:賭郎が複数用意している「ハングマン(元々は単語の文字当てゲーム)とカードを組み合わせたギャンブル」のうち、作中で使用されたのがババ抜きをベースにしたルールだった。

賭ケグルイ』:3枚のカードで行う「極限ババ抜き」が登場した。

神さまの言うとおり弐』:一部のカードに「○○しないと死」などの指示が書かれたトランプで行う「神罰ババ抜き」が登場した。

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編集内容:加筆しました。
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