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すみっコぐらしの編集履歴

2021/05/24 06:19:49 版

編集者:あっくん

編集内容:すみっコぐらし

概要

「すみっコぐらし」とは、San-Xサンエックス)のキャラクターシリーズ。

何をするにしても「隅っこ」にいたがる日本人にあやかって『すみっこがおちつくちょっぴりネガティブなキャラクター』をコンセプトに作られた。

メインキャラとなる「すみっコ」と、サブキャラにあたる「みにっコ」「わきやくすみっコ」がいる。

キャラクター達は非常にカワイイが、販売戦略は正直カワイくない。むしろエグい。ぶっちゃけ映画版が公開されてからはそのエグさに拍車がかかってると言ってもいいくらい。日本中のファンシーショップの“すみっこ”どころか”メイン棚”を占拠しており、もしも――歴史のもしもはない、のだが――2019年に鬼滅の刃』が世に出ていなければキャラクタービジネスの全国(テッペン)とってた可能性すら視野に入る猛者達である。

すみっコリスト

【すみっコ】

  • 《しろくま》

北から逃げてきたさむがりでひとみしりの白熊。それゆえに温暖な地域や温かいお茶を好む。非常に手先が器用で、料理・裁縫・洗濯・掃除となんでもこなす。ぺんぎん(本物)とは北に居た時に知り合った友達。

  • 《ぺんぎん?》

はたして自分がペンギンであるかすらの確証が持てない緑色のペンギンらしき生物。しかし、「昔はあたまにおさらがあったような…」「川を流れていたような…」など、かつて自分が河童であったことを仄めかす供述をしているが、本人が昔の記憶をなくしているので、真実は誰にもわからない。きゅうりが好物。

  • 《とんかつ》

トンカツそのものではなく、「油っぽい」からという理由で残された《とんかつのはじっこ》。その身の割合はお肉1%で脂肪99%…。ちなみに口に見える所が1%の肉。あげっコたちと仲がいい。

  • 《ねこ》

はずかしがりやので、3きょうだいのうちの一匹。この子以外のきょうだい(グレー・トラ)は拾われて飼い主の元で生活しているが、のちにねこがお散歩途中で寄った池で再会した。きょうだい仲は良い。昔はきょうだいそろってスリムだったが、今では3匹ともスリムの「ス」の字も見当たらないほどに丸く太ってしまった。なので、スリムになることを願っているのだが食いしん坊のため、なかなかその夢は叶わない。

  • 《とかげ?》

実はきょうりゅう。捕まってしまうことを恐れてトカゲのふりをしている。おかあさんが大好きで、寝る時もおかあさんのぬいぐるみを抱いている。

見た目がポケモンのあれに似ていると言われている。

【うみっコ】

【うみっコ】とは、海に生息している「すみっコ」であり、ここで紹介しているより多数の存在が確認されている。

  • 《ぺんぎん(本物)》

世界中を旅する本物のペンギン。誰ともすぐに仲良くなれるフレンドリーな性格で、アイスクリームのおいしさを広めるために世界中を旅してアイスクリーム屋を開いたりしたこともある。しろくまとは旧知の仲で、しろくまと同じくふろしきを連れている。

  • 《ぺんぎん(本物)のふろしき》

ぺんぎん(本物)が連れている大事なふろしき。しろくまのふろしきと違い、基本的に移動の時は木の棒にくくりつけられている。青のボーダー柄でいつもニッコリと笑っている。中身はおみやげと想い出がつまっている。

  • 《ひとで?》

体から光を放つヒトデらしき存在。実は天空から海中に飛来して来たお星さまで、それゆえにヒトデと間違われるのが心配だと思っている。さりげなくかわうそが初登場したシリーズに出てきたりする。

  • 《ひとで(本物)》

海に生息する本物のヒトデ。お客様である《ひとで?》を仲間として温かく迎え入れている。

  • 《はりせんぼん》

突然変異で生まれた針のないハリセンボン。見た目ではフグと区別がつかないため、よくフグに間違われる。

  • 《うみねこ》

海の猫ではなく、ウミネコというカモメに似た鳥類の一種。丸く太っていて、墜落せずに海面ぎりぎりを飛行するという、ある意味すごい特技を持つ。

  • 《うみがめ》

海に住んでいるカメ。臆病な性格で、殻にこもりたいお年頃であるがゆえに、首を引っ込められる陸に生息している亀に憧れている。

  • 《くまのみ》

イソギンチャクという名の隅っこに隠れていたカクレクマノミ。クマノミの習性からか、隠れているほうが落ち着くらしい。

  • 《くらげ》

海をカラフルに彩る普通のクラゲ。海流に流されたくなくて隅っこにとどまっている。

【わきやくすみっコ】及び【みにっコ】

  • 《たぴおか》

もともとタピオカミルクティーに入っていたが、ミルクティーだけ先に飲まれて、「吸いにくい」だの何だのという理由で残されたカラータピオカの粒。ピンク水色黄色など色については多種多様。中にはブラックたぴおかという、さらにひねくれ者な仲間もいる。一時大量に増えてしまい、テーマパークを作るほど。

  • 《えびふらいのしっぽ》

身だけ食べられて残されちゃったエビフライの尻尾。仲良しすみっコはとんかつ。あじふらいのしっぽとお店で出会って友達になった。基本的に無表情。

  • 《あじふらいのしっぽ》

身だけ食べられて残されちゃったアジフライの尻尾。お店に来たえびふらいのしっぽと友達になる。《あじふらいのしっぽ》自身は、「残されてラッキー」だと思っているポジティブな性格。えびふらいのしっぽとは逆に基本的に笑顔。

  • 《とかげ?のおかあさん》

《とかげ?》の母親で、【すみっ湖】という湖に生息している『スミッシー』と呼ばれるきょうりゅう。「とかげとおかあさん」テーマで再会するまで、わけあって我が子と生き別れていた。とても優しい。スミッシーの元ネタはもちろん有名な……って、2010年以降生まれは、どう考えてもネッシーを知らないだろ!!!と突っ込んでしまうと負けである。

  • 《とかげ(本物)》

過去にも《とかげ?》の友達として何度か登場している、森に住む本物のトカゲ。細かいことは気にしない性格。《とかげ?》が恐竜であることは知らない。まあ知ってても気にしなさそうではあるが。

  • 《きのこ》

森でくらしている。大きなカサを被っているが、実は小さいカサを気にして大きいのを被っているだけ。にせものどうし?ということでにせつむりと仲良し。

  • 《ざっそう》

「花屋さんでブーケにしてもらう」という途方もない野望を秘めているポジティブな草でいつも笑顔。仲良しすみっコは「ねこ」。時々寝ぼけたねこに、ねこ草として食べられることも。

  • 《ねこのきょうだい(グレー)》

ねこの3きょうだいの1匹。全身灰色で足先としっぽの先だけ白い。青色のリボンを巻いている。好奇心旺盛で元気いっぱい。ねこと同じくくいしんぼうの一面がある。

  • 《ねこのきょうだい(トラ)》

ねこの3きょうだいの1匹。まだら模様でピンク色のリボンを巻いている。いつもねむそうな顔をしてのんびりしている。ねこと同じくくいしんぼうの一面がある。

  • 《ふろしき》

しろくまの荷物。ピンク地に白の水玉模様。防寒、クッション、レジャーシート等幅広く活躍する。結構な頻度で引きずられているが、たまに洗濯される。しろくまが抱きしめるとわずかに口角が上がる。

  • 《ほこり》

すみっこによく溜まる能天気なやつ(時々やつら)。宙にいつも笑顔で浮いている。基本的に1体だが、どこぞのスライム集合体よろしく集まって巨大化することもある。

  • 《わた》

ほこりと似た姿をしているが、完全に別物。大事にされたぬいぐるみだけに入っているとくべつなわたで、実際とかげが大事にしているとかげのお母さんのぬいぐるみをしろくまが直している時にほつれた部分から現れた。宙に浮いていて、柔らかい笑顔なところはほこりと共通している。ちなみに、この「ぬいぐるみ」テーマのシリーズしか出て来てないが何気に手帳など全キャラ集合してるパターンのイラストでは居たりする。

  • 《やま》

富士山に憧れている小さいやま。温泉に現れては富士山になりすましている。(が、その時は背丈が足りないので脚立に乗っている。)温泉に浸かると赤ふじになる。すなやまとは友達。

  • 《すなやま》

ピラミッドに憧れている小さなすなやま。ちなみに最近博物館とのコラボで古代エジプトをテーマにした時にピラミッドになっていたりする。やまとは友達。

  • 《にせつむり》

カラをかぶってカタツムリに擬態しているナメクジ。そのため、常に後ろめたい思いをしている。が周りのすみっコおよびみにっコたちにはバレていたりする。仲良しすみっコはとかげ。きのことは、にせものどうし?ということもあり仲良し。

  • 《すずめ》

ただのすずめ。よくとんかつをついばみに来る。しろくまのふろしきの中身が気になっている。ふくろうと仲良し。

  • 《ふくろう》

すずめと仲良し。夜行性だが仲良しのすずめと過ごすため寝るのを我慢して常に眠い。ちなみにほっぺに見える部分は目の隈。たまに開眼した時に福を呼び寄せるという噂がある。

  • 《おばけ》

屋根裏の隅に住むお化け。怖がられるのを恐れひっそりと暮らす。まめマスターのコーヒーを気に入りきっさすみっコでバイトしている。面白いことが好きだが笑うと牙が見えるくらい口を開いてしまい怖がられるので普段は口を閉じてる。掃除が好き。

  • 《まめマスター》

きっさすみっコのマスター。口数が少なくこの世で一番うまいと評判のコーヒーを入れられる。映画版だと、度々コーヒー豆の瓶に足を滑らせてハマってしまうことがあるらしい。パン店長、うさぎマイスターとは旧知の仲。

  • 《パン店長》

パンやすみっコの店長でパン作りの際には真剣な表情をする。元々は売れ残りのフランスパンでパンのおいしさを伝えるべくパン屋を開店。パン教室を開きすみっコにパン作りを教えている。まめマスターとは旧知の仲。

  • 《もぐら》

2014年に発売されたゲームから登場し、シリーズのメインキャラにまで昇り詰めるという色んな意味で異色のわきやくすみっコ。元々は地下のすみっこで暮らしていたが騒がしい地上が気になり地上に出てきた。穴から出た時に目の前に置いてあった赤い長靴を気に入り、それ以来履いている。ちなみに自宅とすみっコ達の家に入る時は必ず長靴を脱いでいる。

  • 《あげだま》

あじふらいのしっぽにくっついてやってきた小さなあげっコ達。性格はとんかつ・えびふらいのしっぽ・あじふらいのしっぽとそれぞれに似ている。ちなみに色と表情も3体とほとんど同じ。

  • 《かわうそ》

ぺんぎん?がソロキャンプをしているときに出会った好奇心が旺盛な絶滅種のかわうそ。捕まらないように各地を移動している。ぺんぎん?からもらったきゅうりが美味しかったのでそのまますみっコ達と仲良くなった。テントを張ったりキャンプ飯を作ったりとキャンパーとしての一面も。

  • 《アーム》

クレーンゲームのアームの形をしていて、すみっコをつまんで移動させる役割を持つ。主な被害者(?)はぺんぎん?。

  • 《すみ神様》

5年に一度現れると噂される、すみっコたちの神様。すみっこに適した体系で黄金のアームを持っている。

  • 《くり駅長》

2020年にすみっコぐらしと阪急電鉄がコラボした際に出てきた限定キャラクター。阪急電車のマルーンカラー(栗の色)に憧れて駅長になった栗。阪急ファンを極めており、時刻表や沿線の名所や名物を教えてくれるという、まさに駅長の鑑と言っても過言ではない。つやつやになるようによく自分をタオルで磨いている。勉強している時メガネをかける。

  • 《こーん》

ある冬の寒い朝にしろくまがコーンスープを作っていた時に突然現れたコーン達。たぴおか達と似て無表情、缶のコーンスープにピザやラーメン、果てにはステーキなどのすみっこに残されてしまい、食べてもらいたくてぞろぞろ現れてくる野菜。ちなみにたぴおか達と違い、色の違いがないのでステーキに残されたこーん以外見分けが全くつかない。(ステーキのこーんは辛うじて焼き目が左頭部についてるため判別は出来る。)

  • 《うさぎマイスター》

森のおくのすてきなおにわにいるうさぎで、おにわに来たすみっコ達にお茶会を開いてもてなした。旅行が大好きでいつもどこかに行っているおにわのご主人の代わりにおにわ番をしている。お茶とお花を育てるのが得意で、お手製のお菓子も作れる。まめマスターとは旧知の仲で、彼からもらったリボンが宝物。

  • 《みならいこうさぎ》

うさぎマイスターと共におにわ番をしている、うさぎマイスターが大好きな子うさぎ達。元気っ子な白うさぎ、人見知りなピンクうさぎ、ぼんやりやな黄色のロップイヤーの3羽が確認されている。

  • 《ひよこ?》

2019年公開の映画版第一弾に登場。すみっコ達を吸い込んだ絵本の中にいた。自分がだれで、どこから来たのかが全くわからないので、似た者同士と(勝手に)思いこんだぺんぎん?を筆頭にすみっコ達と一緒に絵本の中を冒険する。その正体は...。

  • 《???》

2021年公開予定の映画版第2弾に登場予定のキャラクター。名前は不明で後ろ姿とポスターの一部に登場している。紫色の身体で魔法使いのような帽子を被り、牙と、蝙蝠にも悪魔にも見える水色の翼を生やしている。

よこみぞゆり

デザイナー。控えめに言って天才

2011年4月入社、2012年9月『すみっコぐらし』商品展開開始という超スピードの(と言うか、異様な)経歴を有しており、日経ビジネスのインタビュアーに「えらい早咲き」とツッコミを入れられ、『キャラクターの神様(が憑いている)』と評されている。

日経ビジネス含めたあらゆるインタビューに“社内コンペに苦し紛れで昔の落書きを出しました”という、何の役にも立たない話を臆面もなく披露する、最早ソレスタルビーイング天竜人の域。ついていい嘘はあるだろ!!

関連動画

映画

正式タイトルは「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」。

2019年11月8日公開された。

キャラクターに声を入れず、ナレーションのみという大胆な構成になっている。

口コミで人気が広がり、2019年12月22日時点で興行収入10億を超えるヒット作となった。

制作:ファンワークス

配給:アスミック・エース

ナレーション:井ノ原快彦/本上まなみ

主題歌:原田知世「冬のこもりうた」

監督:まんきゅう

脚本:角田貴志

予告編

外部リンク

San-Xネット内『すみっコぐらし通信

映画公式サイト

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