ホノルル(艦隊これくしょん)
ほのるる
図鑑データ
「Aloha、提督! あたしが、ニューヨーク生まれ、
ハワイ育ちのHonoluluだ! あ~っノーザも居ンだ…!
そっか!いいね! あたしの事も、よろしく頼むよっ!」
その他のホノルルについては → ホノルル
概要
2021年5月8日より開催された艦隊これくしょんの期間限定イベント海域「激突!ルンガ沖夜戦」の拡張作戦(5月21日開始)で実装された軽巡洋艦娘。
最終作戦海域の突破報酬として入手できる。
事前の案内は「米国生まれの軽巡艦娘」とだけだったが、E-3甲作戦突破報酬「SO3C Seamew改」の装備妖精の髪飾りがブルックリン級の艦橋に似ていたことからブルックリン級が実装されるのではないかと予想されていた。
容姿
山吹色の髪をツインテールにしており、テールの部分が春風と同様の縦ロールになっている。前髪は左目の真上を基準にして大きく分け、頭頂部に艦橋を模した髪飾りを装着している。
また、瞳の色は濃い目の水色で、やや吊り目気味な部分が気の強さを感じさせる。のみならず、普段からガムを噛みながら戦っているようで、風船状に膨らませている。
服装は、モビルスーツを思わせるような白主体のカラーリングで、上着の部分が豊満な胸部装甲によって前に押し出されている。その内側には青を基調としたブラウスとスカートを身につけ、さらにその下に黒の縦縞インナーを着込んでいる。
艤装であるが、左右に6inch三連装砲および、単装高角砲がそれぞれ二基ずつ装着されている。ただ、実際のブルックリン級では三連装砲は五基、単装高角砲は八門なのだが、絵を見た限りでは残りがどこにあるのかは不明である。
性格
一人称は「あたし」で、提督のことは「提督」と呼ぶ。また、ノーザンプトンのことは「ノーザ」と愛称で呼んでいるのだが、共に過ごした時間が長かったことと、ルンガ沖夜戦で沈んだのを見たためなのか、かなりの思い入れがあることをうかがわせる。それ以外に対しては、基本的に名前の呼び捨てである。
名前の影響からか、非常に陽気な口調で、昼食後にヘレナに出会った際には、セントルイス級が姉妹艦に含まれる場合もあってか、少しばかり姉貴風を吹かせる。また、神通を筆頭とする二水戦の面々に関しては、艦首を潰された経験からか相当なトラウマを抱えているようで「首元がスースーするよ」「やばいねあいつら、普通じゃないよ」「夜は別モノ」「Monster二水戦」などとのたまい、件の神通が鎮守府に所属しているのを知って驚愕したりもする。そして、その神通に夕方出会った際には、友軍だとわかっていつつも警戒してしまうのだが、髪の毛が綺麗だと褒められた瞬間、驚くと同時に照れる。それらのことと、ブルックリン級の末っ子であることが影響しているのか、全体的に子供っぽい印象を受ける。といっても、元が大型軽巡なのを反映してか、体格は立派なものである。
だが、同時にかなり家庭的で、食事は三食作ってくれる。その内容であるが、朝食がパンケーキとコーヒー、昼食がパワーステーキメインのプレートランチ、夕食がロコモコとなる。ただし、相当な大酒飲みでもあり、夕食のお供に早くもビールが出てくる。さらには、残ったパティをハンバーガーにして、それをつまみとしてさらに酒を勧めてくる。のみならず、日付が変わる頃に休憩したいと告げると、あからさまに残念がり、深夜の書類整理の間も明け方までひたすら飲み続ける。さすがに、夜明け近くになると相当酔いが回ったのか、提督に水を要求してくるのだが、水を飲んで緊張が解けた瞬間、その場で爆睡してしまい、提督に叩き起こされる。その際に当然のごとく総員起こしをすっぽかしかけるが、アルコールが抜けるのも早いようで、朝食後にはすっかり元通りになっている。
なお、提督に対しては友達感覚で好意的に接し、改造後に気の置けない関係になった際には、手持ちのガムを提督に手渡しで与えたりもする。それと、戦闘時に関しては、やはり二水戦との戦いが相当印象に残っているらしく「脱線させないとな!」という言い回しで気合を入れる。
また、口調に関するもう一つの特徴として、江風と同様「ん」が「ン」になる(伊203の口調もそうなっているが、図鑑説明では「ん」になっているので、意図的なのかどうかは今のところ不明)。
性能
余談
ホノルルが言う「首元がスースーする」ほどの出来事というのは、ルンガ沖夜戦の後にあったコロンバンガラ島沖海戦のことである。この海戦においてはホノルル以外にも、ヘレナの姉であるセントルイス、パースの従姉にあたるリアンダーが参加していたのだが、リアンダーは右舷に命中した魚雷が原因で浸水し、沈没こそ免れたものの、二度と戦場に戻ることはなかった。また、セントルイスもホノルルと同様、魚雷によって艦首を潰されており、もしも彼女たちが実装されたならば、ホノルルと同様に深刻なトラウマを抱えているとしても不思議ではない。