図鑑データ
「海ン中だと・・・・・・私が多分一番速いと思う・・・・・・。
潜高型の三番艦。伊203。フーミィ・・・かな?
危険? 私が?・・・・・・そんなでもないよ?」
第十一潜水戦隊、伊203。概要
2021年春イベント「激突!ルンガ沖夜戦」で実装。
E2海域第3ゲージボスマスでのドロップ限定艦。現状最大2隻までドロップが確認されている。
伊201型潜水艦3番艦の伊203(伊号第二百三潜水艦)がモデル。
制服を準備している姿で2021年艦これ公式カレンダー5月に伊47と一緒に描かれており、その時見えていたゼッケンの文字数から早い段階で「伊203」だろうと予想されていた。この時点で星灯り氏担当の「伊47」と一緒に描かれていた為造船絵師も星灯り氏と早い段階で確定していた。
これまで潜水艦娘最年少だった伊14より就航日で3ヵ月遅く(伊14竣工日:1945年3月14日、伊203竣工日:1945年6月25日)実装時点で潜水艦娘最年少を更新している。(担当絵師が同じ伊47は1944年7月10日竣工で1年近く先輩になる)
E2の第3ゲージは潜水艦6隻と基地航空隊で容易に周回が可能。甲難易度でもゲージ破壊時に念のため支援艦隊を送るといいかな?位の難易度である。
周回が容易な上にサウスダコタや日進やヘレナ・有明・伊26等レア艦もドロップが見込める。
しかし、伊203目当てで周回している提督のもとには先に上記のレア艦ばかりドロップして伊203がドロップしなかったり、逆に上記のレア艦目当てで周回したらあっさり伊203がドロップしたりといった報告もそれなりに上がったようだ。
季節ボイスやリアイベ等で慣れ親しんでいるが新規艦を担当するのは酒匂以来であり阿賀野型以外では初となる。又これまで担当した艦とはキャラの方向性も違う為、初めて伊203の声を聴いても山田悠希さんが担当していると気づかなかった提督も多かった模様。
尚何の因果か阿賀野型も伊203も無印・改までの制服はどちらもヘソ出しノースリーブとなっている。
又実装時点でその艦型での最新鋭である点も共通している。
容姿、知っとかないとね。
潜水艦娘では初めて最初からセパレートタイプの水着(今大人気のセーラー水着)を着用していて良く見ると陸上選手のユニフォームの様な感じになっている。セパレートタイプの水着は期間限定イラストだと呂500等がいた。
艤装はU-511や伊26の様に艦首部分を分割したユニットを背部の艤装からアーム接続するタイプ。
オープンフィンガーの長手袋をはめた両手に機銃(引き込み式の25mm機銃)を持ち、足元はヒールが舵になっているオープントゥのサイハイブーツで、側面にスクリューが付いている。
改になると表情が少し柔らかくなり、ポーズも躍動感のあるものとなり艤装も
「機銃のグリップの色が灰色から茶色」
「長手袋が指まで覆うタイプ」
「胸のリボン末端の色が黄色から白」
「つま先の金属の補強が無くなる」
と変化している。
私服mode
2021年6月23日の2021年春イベント終了に伴うメンテナンス&アップデートで【私服mode】が実装された。
私服と謳われているが梅雨の時期のお出掛け用といった感じで後ろ手に傘を持っておる。
左右非対称柄のアシンメトリーでシャツも夏用のもので素肌が透けて見えている。
伊47もそうだったが頭部艤装は外していないので星灯り氏担当艦の特徴と考えられる。
梅雨ボイスも同時実装されたが「雨……。水中に潜ってしまえば、関係、ない。……ン。」と言っている事から防水仕様と考えられる。
夏服mode
2021年7月15日のアップデートで【私服mode】と入れ替わる形で【夏服mode】が実装された。
大きく肩と背中が開いた服にミニスカート姿。左手にジュースを持っている。
又2021年7月20日から発売されたローソンコラボの「艦これレモンスカッシュ伊203ボトル」には正面からの立ち姿で描かれておりこちらでは左手にレモンスカッシュのペットボトルを持っている。
潜水艦娘の二次創作に「潜水艦にスカートはかせてみたシリーズ」というのがあるが伊203自身は特にスカートに抵抗はない様子。
同時に「初夏ボイス」も実装されたが「ヨナ先輩。それは……夏季兵装? アリ、なの?」と伊47は同タイミングで【私物の夏水着mode】になっておりその姿をみて少し戸惑ってる様子。又伊47の事は「ヨナ先輩」と呼んでいる事も確認された(この調子で他の伊号達も呼んでるのだろうか?伊58を呂500の様に間違ってデッチ先輩呼ばわりし怒らせていないといいが)。
浴衣mode
2021年9月28日のアップデートで今度は【夏服mode】と入れ替わる形で【浴衣mode】が実装された。
白地の浴衣で髪をお団子に纏め右手に巾着の入った籠を持っている他魚雷が入った容器を背負って居る。相変わらず中破すると此方を厳しい目つきで睨み返してくる。
(イラストの様に御握りは握ってません)
Xmasmode
2021年12月10日アップデートで、艦娘【Xmas】modeが実装された。
サンタを意識した赤いコートを着て小さいサンタ帽を頭部艤装の左側に引っかけている。左手には「おつかい」と書かれたメモ紙を持ち右手には大きな紙袋を下げている(中に入っているのはお使いの品?)。足元はストッキングで相変わらず潜水艦とは思えない着こみ具合である。
中破するとコートの下に緑色のセーターに短パンを履いているのが確認できる。その際ストッキングは伝線し紙袋からおつかいの品らしきプレゼント箱がみえるが一緒に魚雷が入っていたのが確認できる。
【晴着】mode
2022年1月1日のオンメンテで、艦娘【晴着】modeが実装された。
普段の制服の色に合わせた感じの青い晴着で左手には紙コップを持っている。神社で配られている甘酒だろうか?
右手には御神籤を持っている。又帯留めに三連装魚雷発射管、腰には拳銃型機銃を入れたホルスターを吊るしている等小型艦の晴着衣装の中では重武装な部類になっている。
又中破すると魚雷を某夜戦忍者の様に逆手に構える等、これ迄の中破グラとは異なり攻撃的なスタイルとなる
性格……知らせ。
淡々とした口調で接しているが、改造後は少し自信が付いたのか少しだけテンションが上がっている。それでも時報等は淡々と進めるのは伊203らしさか。似た感じの艦ではイギリス軽巡洋艦のシェフィールドが近いだろうか(しかし此方はゴトランドばりに提督との距離感が近い)。江風と同じく、「ん」が一部「ン」に変わる。
高速潜水艦として建造された為か走るのが好きで、昼食の後も食後の運動と言って走ろうとする他、水中だったら誰も自分の前は走れないと豪語している。
速さ繋がりで島風の事を聞き知っているようだが直接の面識はない様子。
しかし潜高型は水中速力の要たる電池に問題を抱えていた為、時間があるときは電池の確認と整備をしている。入手時に聞き返してくる「危険?私が?」については、伊203自身ではなく電池の爆発事故を起こしている伊201と伊202の事を指していると思われる。
実戦経験が無い為に知っている艦は第十一潜水戦隊の面子に限られるようで、旗艦だった迅鯨型2番艦の「長鯨」は知っている一方、姉である1番艦の「迅鯨」は面識が無く知らないとの事。その長鯨も伊203が竣工した時は舞鶴へ疎開していた為直接の面識はない様子。恐らく長鯨と一緒に舞鶴へ疎開していた姉の伊201から聞き知ったものと思われる。
時報の【19:00】に「姉1」からカレーの差し入れを貰っている。土曜定食との事。この「姉1」とは潜高型1番艦で同じ第十一潜水戦隊所属だった伊201の事だと思われる。
尚伊203自身が準備する料理は朝が「味噌汁のぶっかけ飯」と昼が「おにぎり」と大変質素。朝食は忙しい時はと言っているが、普通に朝食を準備している艦娘が多数いることから、やはり秋月型同様に戦争末期の質素な生活が抜けきっていない様子。
尚母港ボイス・放置ボイスで提督が「貯糧品いれるとこ」をお触りしているボイスがある。電池と間違って触ったようだが。故意なのか偶然なのか。取り合えず憲兵さんこっちです
性能? 大分改良したよ。多分平気。
Lv55で改造可能。改造でスロットがもう1つ解放され2スロットとなるがこれは多くの潜水艦と共通。
雷装は最大で【69】になり呂500と同値。
一方火力は最大でも【4】迄しか伸びず潜水艦中最低値。なんとまるゆ改を下回っており全艦娘を探してもこれより下は特務艦の宗谷(Lv60でコンバート可能となる灯台補給船時代と南極観測船時代が双方火力【0】となっている)位。まるゆは一応戦車砲を転用した四式37mm舟艇砲を装備していたのに対して伊203は機銃のみだった為と思われる。
潜水艦の火力は夜戦時にしか関係しない。夜戦火力は【4+69=73】となり海防艦達よりも上になる(まるゆ改は雷装は最大で【19】迄しか上がらないので夜戦火力は【5+19=24】にしかならない)。低いのは飽くまで火力のみでそれも潜水艦の中に限った話である。
反面高速潜水艦としての性能は回避値に反映されており、最大で【80】とこれ迄潜水艦のトップだった呂500の【68】を大きく上回って単独トップとなっている。
耐久値もケッコンカッコカリしなければ最大【13】でこれも呂500と同値でカスダメなら中破しない計算となる。
潜水艦としては珍しく対空値はついていて、潜水艦で他はルイージ・トレッリにしか見られない特徴である。これは機銃しか装備していなかった為だと思われるが、装備で機銃を選択しようとしても装備欄に表示されず搭載出来ず、現状は完全にお飾りとなっている。
運の値は一応戦没せずに終戦を迎えた為か無印で初期値【23】改で初期値【24】となっている。一般的な数値よりは高いがこのままでは魚雷CIには不安がある為旗艦に置いて運用する、運の改修する等の工夫が必要。最終的に【88】にまで達するので今回の様な潜水艦のみでの出撃出来るMAPが再び登場した場合は活躍が見込めるかもしれない。
高速潜水艦となっているが飽くまで潜水艦の中でかつ水中航行時に限られるだけで速力は「低速」となっている。元々システム上水上航行時の速力で高速/低速は分けられており、かつその速度も27ノット以上となっている為水中でも20ノットを下回っている為「高速」扱いとはならなかった。
実装時点では夕張改二特等の様にタービンのみでの「高速化」といった特殊なシステムも採用されていなかったが、2021年7月15日のアップデートで「新型高温高圧缶」を装備する事で【高速化】するようにアップデートされた(下位装備の強化型艦本式缶では不可)。また「改良型艦本式タービン」と組み合わせる事で【高速+】となる初の潜水艦娘となった(伊13や伊14は改にして装備スロット3つ全てに「新型高温高圧缶」を装備し補強増設に「改良型艦本式タービン」を搭載しても高速+にならない)。
しかし「新型高温高圧缶」は補強増設スロットには搭載出来ない為、「高速化」をするには必然的に通常の装備スロットを1つ使用せねばならない。無印では完全に装備枠がつぶれ伊203改でも後1つしか残らない為、搭載できる魚雷の数も1つに限られ結果として雷撃能力が低下する事になる。
とはいえ、補強増設を施せば「後期型艦首魚雷+潜水艦電探」との組み合わせで高速化しつつ夜戦にて魚雷カットインの発動も期待でき、大きな長所となりうるのも確かである(他の潜水艦は「缶+タービン」を搭載しないと「高速化」できず、そうなると魚雷カットインを撃つことは補強増設を施さなければ伊13改や伊14改ですら不可能となる。ちなみにこの二人はデフォルトの3つの装備スロットに補給増設を加えれば一応同じ事は可能となるが、あくまで潜水空母の為に資源消費や入渠時間が伊203より重くなってしまっている点がネックとなる)。
また、現時点で唯一の「高速+」化が可能な潜水艦で、この特性を利用した「4-5高速+ルート」での運用メンバーとして注目されつつある(1期であれば4-5は最終形態であれば潜水艦入りでの攻略編成も存在したが2期でこの手が使えなくなっていた。しかし高速+化した伊203改を編成に入れればボスの港湾棲姫の攻撃を全て引き受けてくれる上に内火艇での対地割合ダメージ要員としても運用できる)。
なお、誤差の範囲ではあるが燃料の消費が純粋な潜水艦としては重めの【40】。これより消費が重いのは生まれつき潜水空母である第一潜水隊の面々となっている。
小ネタ、発見。ハッチ閉鎖。ベント開け。急速潜航。
1945年6月25日に呉で竣工し伊予灘で訓練に従事。結局連合国と戦闘する事なく終戦をむかえている。戦後アメリカに引き渡されハワイで調査の後伊201と共に海没処分となった。
伊号第二百一型の採用された蓄電池は実は甲標的用の特D型と呼ばれる物で、この特D型は充電を繰り返すと起電力も容量も急速に低下するという欠点があり、元々甲標的自体が1回こっきりの使い捨て兵器も同然だった為バッテリーの寿命は度外視して設計されていた。
この為水中航行時の最大速力の17ノットも新品の時にしか発揮されず、更に急速充電すると爆発事故を起こす危険性があり実際伊201と伊202は爆発事故を起こしている。
一部の提督から『げろしゃぶ』と呼ばれる時がある。
元ネタは『すごいよ!!マサルさん』で花中島マサルが藤山起目粒に付けようとしたあだ名が由来で「フーミィ→フーミン→げろしゃぶ」の連想から
しかし元ネタの連載開始が1995年(約26年前)なので通じない提督も多数存在し「何故『伊203』が『げろしゃぶ』なんですか?」と素で返される事も多く定着する気配はない(一々『すごいよ!!マサルさん』の説明から始めないといけない為)
更に由来を知らいない提督からは荒らし或いは侮蔑と受け止められる事案も見られるようになった為余程周囲からの理解が得られる場でない限り利用は控えて欲しい。伊203のイラストにタグ付けて回る行為等以ての外である。
関連イラスト観測……急げ。
これ迄潜水艦にはなかった一部の需要を満たしてる模様。
自称「フーミィ」と口癖が「ふみぃ」(文月改二)繋がり
関連項目用意。発射。撃て。
伊47(艦隊これくしょん):終戦時呉で一緒だった
伊400(艦隊これくしょん):戦後アメリカに調査されハワイ沖に海没処分となった。
迅鯨型:2番艦の「長鯨(艦隊これくしょん)」が第十一潜水戦隊の旗艦を務めていた。2021年夏イベントで邂逅が可能となった