ケイロレピス

けいろれぴす

デボン紀に生息していた古い条鰭類。

概要

デボン紀に生息していた条鰭類。

イギリスやカナダで化石が見つかっている。

学名の意味は「手の鱗」。

全長は25〜50cm程度。

各鰭はよく発達し、推進力より安定装置として働いたと見られる。

口は大きく開けられるようになっており、全長の三分の二以上の大型の獲物を飲み込むことが可能となっている。これは現代のバトラクスキャットやキバハダカに見られる特徴で、様々なものを食べるための工夫と思われる。

ちなみに、ケイロレピスは地層から淡水魚であったことがわかっている。

関連タグ

魚