長期化した戦いの理由を審神者に求めた時の政府は、特別な任務を命じた。
放棄された世界、歴史改変された慶長熊本の調査を行え。
概要
『刀剣乱舞』のゲーム内において2020年4月末に開催された特命調査イベント第四弾。
あらすじ
舞台は慶長年間の肥後熊本で、当時まだ築城されていなかった熊本城天守が存在しているなど、これまで以上に歴史改変が進んだ舞台となっている。
本丸への入電にて、謎の人物から如何にも意味ありげな言葉で「いかがでしょう？放棄された世界に、花を愛でに」と誘われる。
このイベントでは先行調査員として新たな刀剣男士二振が登場……するが、そのうちの一振、地蔵行平はある人物を庇い、手に手を取って逃亡という、本来の任務から逸脱した行為を取った事が後に判明する。
残る一振、古今伝授の太刀はこの非常事態において、かつての知己である刀剣男士に向けて一首の和歌を贈って符牒とし、密かに助けを求めようとした。
熊本城下、更には闇り通路（くらがりつうろ）を踏破し、本丸御殿へと辿り着いた一行は、そこで本来あるべきではない「一輪の花」を守る地蔵行平と相対する事となる……
本イベントでは歴史上の人物が敵として実名にて初めて登場している。実在のキリシタン大名らが盟主と奉じる「一輪の花」は最終戦にて登場、薙刀を手に刀剣男士らと刃を交わす。
１周目終了後、地蔵行平が新たに加入。２周目の闇り通路にて古今伝授の太刀が加入する事となる。
『舞台刀剣乱舞』第7作『綺伝 いくさ世の仇花』（後に『改変 いくさ世の仇花の記憶』として上演）は本イベントをベースとしており、独自の展開にて特命調査で何があったのかが語られる。
余談
上記から分かるようにこのイベントにおいて、敵側に着いてしまった刀剣男士は初である。
古今や歌仙らの助けがあって、なんとか闇堕ちすることは無かったが、もしそのままだったらどうなっていたのだろうか？
その事から、ユーザーの間で考察がされている。
