光るムカデ
ひかるむかで
「進撃の巨人」に出てくる生物。
概要
「進撃の巨人」の原作最終話までのネタバレあり
全ての巨人の根元である謎の生命体。
まだこの世に物質しか存在しなかった頃、有象無象の「何か」が生じては消えを繰り返し、やがて生き残った「生命」の中の一種と説明された。
左右に無数の長い触手を生やした、細長いヒモ状の生物。「ムカデ」と呼ばれるが体に体節は見当たらず、前述の事からもその正体はムカデではなく、より原始的な古生物だと思われる。
容姿についてはまさしくその古生物の一つ「ハルキゲニア」に酷似している。また、脊髄を思わせるという指摘も。
巨大な木の中の水が溜まった場所にいたが、そこに落ちてきたユミル・フリッツと接触し、より強く、より巨大な不死身の体を生み出し、ユミル・フリッツを「死さえ存在しない世界」へと逃がした。(ユミル・フリッツが「死さえ存在しない世界」へと逃げることを望んだ。)
「光るムカデ」の目的は「増える」こと。つまりは「繁殖による種の発展」であり、それは全ての「生命」に共通する根源的な欲求である。
最終決戦「天と地の戦い」にてうなじを爆破された始祖の巨人の本体側から出現。
再び始祖の首と一体化する為に鎧の巨人たちと交戦する。
戦闘では超大型巨人の爆発でも死なないしぶとさ、さらに全身からガス(おそらくジーク・イェーガーや他の巨人の脊髄液と同じ成分)を噴出し、近くにいたユミルの民を無垢の巨人にし手駒にするという狡猾さを見せている。
最終的には始祖の巨人たるエレン・イェーガーの死と共に消滅した。