概要
作中に登場するモンスターのカテゴリー。
正式名称はUnique・Boss・Monster(ユニーク・ボス・モンスター)で、同一個体が一切存在しない*オンリーワンの存在である。
その絶対数の少なさから遭遇することは稀で、出会えたとしてもその特異性と強さは熟練のマスター、ティアンでも苦戦を強いられる。しかし、その分撃破したときの見返りも大きく、撃破されるとその人物に合わせた特典武具に変化し、討伐者を大いに強化させる。
彼らはどこから生まれるのか
UBMとなるには主に2つのパターンがあり、一つは管理AIが用意した謎の物体を飲み込んで進化した場合(デザイン型)と、もう一つは一定以上強くなったり固有スキルを会得した場合等に運営によってUBMと認定される場合(認定型)がある。
前者は確実にUBMになるわけではなく、急速な進化にモンスターが適応できずに死亡する場合も多い。
また、【怨霊牛馬 ゴゥズメイズ】の様に様々な偶然が重なり合った結果、人為的に関わった存在がUBMに認定されるパターンもごく僅かだが存在する。
このようにUBMは運営が生み出し管理する存在であり、後述の最高位のUBM「SUBM」も例外ではない。
しかし運営の管轄外な存在である、文字通りの"イレギュラー"も存在する。
UBMのランク
それぞれ上から順に、
超級(スペリオル)
神話級(マイソロジー)
古代伝説級(エンシェントレジェンダリー)
伝説級(レジェンダリー)
逸話級(エピソード)
と分類されており、上位のランク程戦闘力が高い。しかし、一番下の逸話級であっても能力の特異性や相性によっては超級のマスターでも手こずることもあり、ランクは必ずしも強さの指針にあてはまるという訳ではない。これは特典武具になってからも該当し、下位のランクでも破格の性能を誇る物も存在する。
最高ランクであるSUBMはほかのランクとは異なり特典武具を複数落とし、武具性能も最高ランクの名に恥じない驚異的な性能を誇る。しかし、SUBMは単騎で世界すら滅ぼしかねない圧倒的な戦闘力を持つため、単独での撃破に成功した事例は存在しない。
一覧
※第一部終了時点で判明している名前のみ明記。
登場時点で特典武具として登場した物も含む
逸話級
【怨霊牛馬 ゴゥズメイズ】
【孤狼群影 フェイウル】
【??? ベルスパン】
【軍港雷魚 ポートビート】
伝説級
【大瘴鬼 ガルドランダ】
【狐視炭々 エンリョウ】
【砂漠呑 アズモール】
【絶界虎 クローザー】
【群狼王 ロボータ】
古代伝説級
【鉱竜王 ドラグニウム】
【極星熊 ポーラースター】
【紅蓮機甲 エグザデモン】
【四次元海獣 トドギラス】
【詠滅人獣 ヴァルトブール】
【巨鯨呑艦 グジランダー】
神話級
【??? キムンカムイ】
超級
【四霊万象 スーリン】
イレギュラー
UBMの分類の1つにして文字通り管理AIにとっても、世界にとってもイレギュラーな個体。
SUBMはこのイレギュラーから選出され、これらは管理可能なイレギュラー、と言える。
世界を滅ぼせる程の力を有し、超級でも単独で挑むのは自殺行為。デンドロのサービス開始前は管理AI達が発見次第殲滅、現在は余程の事が無い限り直接干渉はしない。
また放置しても問題無い個体や、何らかの制限をかけられた個体、更に各国と密接に関わる特殊な個体が確認されている。
強さではSUBMに匹敵する者も数多く存在するが、ゲームシステムの都合で撃破した場合は超級武具にはならず、神話級の武具となる。