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概要

バジリスクとはウィザーディング・ワールドにおける魔法生物のひとつ。

ハリポタ第二作「秘密の部屋」での部屋におけるキー存在として登場。日記に封印された「トム・リドル(=若い頃のヴォルデモート卿)」によって操られて暗躍。

「ハリー・ポッター」の世界観における「バジリスク」の主な特徴は次の通り。

・雄鶏の卵をヒキガエルが孵すことによって生まれる。

・万物を殺すとも言われるほど強烈な腐食性の毒を持つが、それ以上に恐ろしいのは直視した相手を殺すその視線である。

・数百年から数千年の寿命を持ち、高い知能を持つこともある。

劇中では学校の配管を伝って移動し、生徒たちを襲った。ただ、どの被害者もバジリスクの姿を直接見たわけではなくレンズなどを透して見たり、元から死んでいるゴーストであったため石化しただけで済み、最終的には薬で回復している

間接的にバジリスクの目を見た理由は「バジリスクが彷徨いていることが周知されていたから」等の理由ではなく、最後の犠牲者であるハーマイオニー以外完全に偶然である。

そもそも「秘密の部屋の怪物」の正体がなんであるかは最終局面でハーマイオニーが勘付き、メモを握りしめたまま対策として持ち歩いていた手鏡でバジリスクを確認、石化するまで誰一人として察知していなかった。

こんな状況で一人の死者が出なかったのは奇跡としか言いようがなく、本来であれば夥しい死者が出る事が予想できた

バジリスクの毒は本当に強烈であり、他の似た物品と同様にとある事情で物理的魔術的損傷に強い耐性を持っている(魔法界では一般的な羊皮紙で出来ているにも関わらず、水浸しになっても乾かすことなく書き込むことすら出来た)トム・リドルの日記を容易く破壊してのけた、また、そのことが第七巻「死の秘宝」においては重要な意味を持つことになる。