名門長岡家の次男・長岡龍星は、母が亡くなると同時に居場所のない長岡家を飛び出し、実の父親である伝説の格闘家・宮沢鬼龍を探す旅に出る。その途中、鬼龍の双子の弟である灘神影流継承者・宮沢静虎と出会い、その人間性に惹かれ弟子入り。灘の門弟となった龍星の「龍の血」に惹かれるように、数々の強敵が襲いかかる。
父・静虎のような高潔な武道家を目指していた宮沢熹一は、まるで伯父・鬼龍のように情け容赦のない人物へと変貌していた。別人のように人間性が変化した背景には、鬼龍の身勝手な謀略に巻き込まれた末に彼をその手にかけてしまった壮絶な過去があった。鬼龍殺害から10年の時を経て、熹一は格闘大会『血の謝肉祭』を開催、龍星をはじめ熹一に関わる数々の格闘家が強制的に招待され戦いに巻き込まれる。
登場人物
長岡龍星
「その傲岸不遜な顔面をぶん殴ってやりたい」
『龍の血を継ぐもの』
『龍を継ぐ男』の主人公。
鬼龍の息子の一人。
母親が後妻になっていた長岡家を出奔、東大理三主席合格レベルの頭脳と自分の師範筋を17歳の 身で超越する武才を持つ美男である、鬼龍に恨みを持つマフィアに誘拐されたものの、その弟静虎によって救出される、その際静虎に己の未熟さを指摘され、同時にかつてのキー坊同様、静虎を尊敬してその精神と技を受け継ごうとしている。
(宮沢静虎)
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『高校鉄拳伝タフ』『TOUGH』から引き続き登場、前作からだいぶ時がたっているため、
シワが増えている
(宮沢尊鷹)
『TOUGH』から引き続き登場静虎や鬼龍の兄、10年以上立つため髪の毛が白髪に変わっている。
(宮沢鬼龍)
すでに故人である、割愛
(宮沢喜一)
『龍を継ぐ男』ではまさかの闇堕ちした姿「NEO宮沢熹一」として登場し、かつての鬼龍のような蛮 勇を揮っている。髪型は長髪になっている。詳しくはNEO坊で>